躁うつ病とは、気分が高揚し活動的な躁状態と、暗く元気のないうつ状態が
交互に現われる病気の事で、完治したと思われても、放っておくと数年以内に
再発する方がほとんどなので、処方された予防薬などを継続する必要があります。
躁のみの「躁病」は数少なく、多くは躁の後に鬱を迎えます。
動き回り喋りまくりエネルギーを枯渇して鬱になる場合もあれば、躁の時に
大きな決断をして、後で悔みうつになる場合もあります。
しかも「うつ病」のうつと「躁うつ病」のうつとでは、躁うつ病の時のうつの方が、
その気分の落差が大きいため、本人が感じる「うつ」の度合いは深いようです。
躁うつ病の主な症状としては、躁状態の時には陽気で疲れを知らず活動的になります。
あと、夜間ほとんど眠らないとか、口が挟めないほど多弁で早口になったり、様々な
アイデアが次々と溢れてきたり、自己過信になったりするなどが特徴的な症状です。
躁うつ症状が悪化すると、色々な考えが浮かび過ぎて集中できなくなったり、
思考が支離滅裂になります。衝動性が高まり不機嫌にもなるため、喧嘩っ早く
なって社会的信頼を失ったり、うつ状態の時よりも自殺率が高くなったりします。
躁状態の時には活動量が増えても、疲労感がなく休息を取らないため、
身体が衰弱してします。そのため躁うつ病は遺伝的な要因にストレスや性格、
身体状態などが様々に絡み合って発症すると考えられています。
いずれにしても、躁の時の言動が後に「うつ」を招くわけです。