更新が滞ってました。
忙しかったり、体調が悪かったりが原因なんですが、不思議な事に、映画を観ないで寝る日が続くと、仕事の効率も悪くなり、ストレス溜まってイライラしたり。
やっぱワタシには映画が必要です。
そう、例えそれがどんなにしょーもない映画でも......。
この作品を観た理由
パッケージイラストに騙されたから。
評価:




トンネル工事の責任者のおっさん(名前忘れた)は、仕事に夢中になる余り、家庭崩壊の危機を迎えていた。
その日は、そんな家族関係を修復するためにも、やっと取れた休暇で旅行に出発する筈だったのだが、現場からの緊急電話で呼び出されてしまう。
工事中のトンネルに亀裂が入り、水が流れ込み始めたと言うのだ。
なす術もなく、水没し始めるトンネル。
そしてその影響で、道路が陥没。通行中の路線バスが呑み込まれてしまう。
そのバスには、偶然、工事責任者のおっさんの息子が乗っていた......!
詳細情報
| 邦題 | : | ジェットローラー・バス |
| 原題 | : | BUS 152/DER TODESBUS |
| 監督 | : | リヒャルト・フーベル |
| 製作 | : | エルク・ケック |
| 脚本 | : | ニコラス・ニチフォール |
| 出演 | : | ハンネス・イーニッケ クリス・ホーフェンスター 他 |
| 製作国 | : | ドイツ |
| 製作年 | : | 1999年 |
| ジャンル | : | パニック |
感想1:
ホラーの次に、何が好きと聞かれれば、パニックだ、というのがワタシの返事。
だもんで、ドイツ産パニック映画というのもええではないか、と、わくわくしながらレンタルして、DVDをセットしたのですが、画面に出て来た、配給会社の名前は、アルバトロス・フィルム。
頭を抱えて「やってもうた!!」と叫んでしまいました......。
でもまぁそのお陰で、ちゃっちいオープニングにも引っ繰り返らずに、この映画をどういうスタンスで観ればいいかの心構えが出来たから、いいか。
そういう事ですので、陥没する道路や落っこちるバスが、日本の特撮戦隊モノの様にちゃちいCGだってところや、直進してる筈のバスの運転手が、ハンドルをぐりぐり回しているところや、落盤が始まった工事現場から発炎筒の様なカラフルな煙が出て来るところを観て、怒っちゃわない様に気をつけて下さい。

感想2:
ネタばれありまず最初に気になったのが、言語です。
ドイツ映画だから当然ドイツ語だろうと思ってたら、何故か英語。
でも、人物の口の動きと言葉が合ってない。
......どういう訳か、ドイツ語をわざわざ英語に吹き替えてある様です。
ドイツ産のトンデモ映画『キラー・コンドーム』は、舞台設定がニューヨークだったのに皆ドイツ語。大統領候補までドイツ語で演説してたってぇのに、なんでこれは吹き替えてあるんだ?!
という訳で、まず観客が我慢しなくてはならないのが、棒読みの英語台詞。
いっそ音声日本語で観た方が、いいかも知れません。
とは言え、ちょっとだけドイツらしさもにおわせてくれます。
無賃乗車がバレた男を、オバさんが「こんなヤツらの尻拭いをするのは、私たち真面目な納税者」と罵るところは大爆笑!
ドイツって、犬を飼うのに税金がかかるそうです。
それも、日本の畜犬登録のような軽い金額ではない上に、軽自動車よりも高い税金を毎年納める事になってます。
その代わり、ドイツの犬は、公共の乗り物にもどんどん乗れるし、犬が思い切り走り回れるドッグ・ランも整備されてるし、飲食店でも平気で犬を連れて入れます。
犬好きにはなんとも羨ましい環境ですが、その分、納税と犬の訓練という義務をしっかり果たさなくてはならない、というお国柄。
そんなムダ知識を持ってた事も手伝って、罵り文句に「納税者」と出て来た時は、「ドイツだドイツだ!」と大笑い。
もうひとつのドイツらしさは、わき毛です。
かつて日本で、ドイツのアイドル歌手、ネーナの「恋のスピーチバルーン」という曲が大ヒット。ネーナは、日本にもコンサートしに来たのですが、美少女アイドルが、もっさりわき毛を生やしているのを観て、ファンが吹っ飛んでしまった...という事がありました。
ドイツを含むヨーロッパの一部では、女性でもわき毛を剃るという習慣がないのだそうですが、この映画でもわき毛を披露する女性が出てきて、観終わった後暫く「恋のスピーチバルーン」のメロディーが頭の中をぐるぐるしていたワタシでした。

感想3:
ネタばれありパニック映画といえば、キモになるのは人間ドラマですが、この映画にそんな事期待しちゃあいけません。
この映画で注目すべきは、ピーター少年です。
ワタシなら、こうサブ・タイトルをつけるでしょう。
”ピーター少年大災難!もう大人は信じられない!!”
陥没した道路に落っこちた上に半分水没しているバス。
乗客は、赤ちゃん連れのママ、若い女の子、人のよさそうなセールスマン、なんだか胡散臭い男、傲慢な中年女性、そして鉄砲を隠し持った目つきの怪しい男...と、各種取り揃えてございますが、パニック映画の常として、怪我をしなかった男は、さっさと死ぬか性格に難ありか、という定石をしっかり守ってる。
その為、ピーター少年は、水没した救急箱を、死体の間を潜って取りに行くハメになり、不安定な足場の中、重たい消火器抱えて窓ガラスと格闘するハメになり、挙句の果てには、怪我の状態が逼迫してる人に、簡単な手術までするハメに。
ピーター少年が可哀想で泣けてきますが、そんな中、ちゃっかり学ばんでええ事だけは学んでいく14歳。
彼の奮闘ぶりを、お楽しみください。
......っという事で、うっかり引き当ててしまったアルバトロス・フィルムのこの作品。
一年の計は元旦にあり、と、フザけて『チアリーダー忍者』なんぞ観てしまったワタシは、今年、アホウドリに翻弄されてしまうという事でしょう。
先が思いやられます。
DVD情報