21世紀半ば。宇宙開拓船ダークスター号は、開拓の邪魔になる危険な惑星を排除する為、4人の乗組員を乗せて宇宙の彼方を飛んでいた。
思考力を持った爆弾を使い、危険な惑星を吹っ飛ばすのが彼らの仕事。
ある時、ダークスター号は、宇宙嵐に巻き込まれてしまう。無事に嵐を回避したかと思いきや、船は少しダメージを受けていた。それが原因で、安全な航行に少しづつ異変が起こり始める......
詳細情報
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| 邦題 | : | ダークスター |
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原題 | : | DARK STAR | | 監督 | : | ジョン・カーペンター |
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| 脚本 | : | ジョン・カーペンター ダン・オバノン |
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| 出演 | : | ブライアン・ナレル ダン・オバノン 他 |
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| 製作年 | : | 1974年 |
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| 製作国 | : | アメリカ |
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| ジャンル | : | SF |
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感想1:
ネタばれありカーペンター映画の中でも群を抜く低予算映画。その為、随所に笑いの壺が潜んでいます。
まずはダークスター号。
惑星を吹っ飛ばしてしまう程の爆弾を、たくさん積んでいるとは思えない可愛らしい大きさ。
宇宙船の透明部分と爆弾との大きさを比較してみると、どう考えたってあの爆弾は、1基積んだらイッパイイッパイに見える。
だから2基目が出て来た時は、大爆笑しました。
次に、エイリアン。
乗組員の一人が飼っているエイリアンが出て来ます。
......ビーチボールです。ヘンな色塗ったビーチボール。
戯れに飼えるエイリアンなんだから、そんな凄いモンじゃないだろうなとは思っていましたが、まさかビーチボールとは(爆)
このビーチボ...もといエイリアン、ピンバック軍曹が世話をしてやってる時に、悪戯をしてピンバックをからかいます。
怒ったピンバックは麻酔銃を撃ち込みますが......エイリアン、無残な事に。
だってビーチボールなんだもん。
この、エイリアンと闘うピンバック軍曹を演じたのが、ダン・オバノンだそうです。後に『エイリアン』の脚本を書いたり『バタリアン』の監督をしたりした、偉大なるダン・オバノンも、若かりし日には、ビーチボールと死闘を繰り広げていたんですねぇ......。
この映画でも、カーペンター監督と共に脚本を担当し、特殊効果もやってます。
回路の異常で、思考型爆弾が勝手にスタンバってしまって、こいつの爆発を阻止する手段も大爆笑。「爆弾を説得する」とは!
もっともあの頃の時代って、確か世界的なSFブームを迎えていた、という記憶があるし、『2001年宇宙の旅』もすでに公開されていた後ではなかったでしょうか?
この作品も確か、思考する機械というのが出て来ていたですね。狂った機械を説得するシーンがあったかどうかは、憶えてないけど。
他にも笑いの壺はイッパイあったんですけど、というか、作品通して全てが壺状態だったんですけど、これくらいにしておきます。

感想2:
ネタばれあり登場人物及びストーリーへの感想はといいますと。
物語の冒頭で、ダークスター号の船長さんが事故死した直後らしいのが分かります。船自体も老朽化が進み、倉庫が壊れてトイレットペーパーの在庫がなくなっちゃったりとか、エレベーターの非常電話が不通になっていたりとか。
小さな宇宙船の中で男ばかり4人。その閉塞感はいかばかりか。
そんな中で船長を失い、細かいトラブルに見舞われ、そういうひとつひとつが、乗組員の心を蝕んでいることが、短い時間の中できちんと表現されている。
しかもそれを、鬼気迫る表現でではく、淡々と、微笑ましく描いています。
こういうところがワタシ、カーペンター監督の好きなところなんですよね。
なんか表現が優しいというか、間抜けというか。
けれどもドゥーリトルが、自作の楽器を演奏するシーンは、彼らの郷愁や孤独がひしひしと伝わり、真面目に切なさを感じました。
楽器はやっぱりすっごい間抜けなんですが。

感想3:
ネタばれありカーペンター映画の男たちは、いよいよという時にも絶対に泣き言を言わない、かっこいい男ばかりですが、そのスタイルは、この映画からすでに確立されていた様です。
カントリー音楽をBGMに、宇宙空間でサーフィンをするドゥーリトルが、とってもかっこよくって、シビれました。
......っと言う訳で、デビュー作をやっと観られてとても幸せ。ますますカーペンター監督に惚れ込んだワタシなのでした。
新作が観たいよ〜〜!
DVD情報
レビューサイト
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=13390
http://www.eigaseikatu.com/title/7640/