あらすじ:
フットボールの試合を見に行く為に長距離ドライブをする6人の男女。途中、キャンプをするのだが、夜が明けると、何者かの悪戯でクルマのファン・ベルトが切られていた。途方に暮れる一行だが、そこで出会った不気味な男に、近くにアンブローズという町がある事を聞き、その町を目指す事に。
アンブローズの町は、地図にも出ていない、人けのない小さな田舎町。
そんな町の中で異彩を放っていたのが、町の規模には不似合いなほど立派な蝋人形館だった......。
感想1:
まずはパリス・ヒルトンです。
思ったより、悪くない演技でびっくり。
声も、想像していたのより落ち着いた低めの声で、もっとキンキン声でバカっぽく喋るのでは、というワタシの想像を覆してくれました。もっとも、演技の上手い下手を見極められる程の出番もないので、今後も女優としてお目にかかれるかどうかは、微妙。
殺人鬼に追い詰められるシーンは、全然緊迫感が感じられなくて、「えええ」と思っちゃったし。
ただ、彼女の見せ場もちゃんと用意されていて、それが、ボーイフレンドとエッチを始める前に見せるストリップ、というのは、なかなか笑えましたです。
あと、殺された直後の顔が、なんとも綺麗でした。
感想2:(バレあり)
ヒロインが、こんなに酷い目に遭う映画も、ちょっと思い浮かばない。
ってくらい、エラい目に遭ってはりました。
口を瞬間接着剤で塞がれ、助けを呼ぶ為に唇を破って血だらけ。
オマケに、指ちょん切られるし。
それもけっこう序盤でやられたので、このヒロイン、ホントに生き残るのかどうか、不安になりましたです。
ヒロイン、カーリーを演じたのは、エリシャ・カスバート。
『24』で名を上げた人らしいのですが、ワタシはまだ未見なので知りませんでした。が、確かに演技は上手かったと思います。
カーリーの双子の兄を演じたのが、チャド・マイケル・マーレイ。
この人も、よく知らないけれど演技には定評があるのだそうで、なるほど、この二人の演技がなければ、クライマックスであれほどドキドキしなかったかも。
って、どっちにしても全然どきどきしなかったんですけど、益々、観るに耐えない映画になっていた事でしょう。
感想3:(バレあり)
殺人鬼が双子。
立ち向かうヒロインとその兄も双子。
というのは、ちょっと象徴的で、そこはなかなか面白かった。
ただ、仮面をつけてる方の殺人鬼が、『ハロウィン』のマイケル・マイヤーズにしか見えなかったのは、ちょっといただけませんでした。
感想4:(バレあり)
全体的に、ストーリー展開が間延びしていて、ワタシは不謹慎にも「さっさと殺し始めろよ」などと思ってしまった程。
けれども、クライマックス、火事になった蝋人形館が、どろどろと溶けながら崩壊していくシーンは圧巻。本当に館そのものが蝋で出来ていた、というところに、殺人鬼たちの凄まじい狂気を感じて、慄然としました。
と、言うか、それで思い出したのですが、そもそもD姐さんが「パンフに文章書いたよ」とどっかで発表していらしたのを見て、「それは是非読みたい」と思って観に行く事にしたんだった。