そんなある日、たまたま立ち寄った超大型レンタルビデオショップで、見つけてしまったのです。この映画を......。自宅から高速道路で片道30分、という距離にも関わらず、その場で会員になって、ウキウキとレンタルしたワタシ。
あらすじ:
小説家(?)の男が、恋人を伴い、夜の墓場に向かって車を走らせます。墓場に行くと、いいイマジネーションが湧くのだ、とか何とか言って、嫌がる恋人を無理やり連行してます。で、事故を起こしてしまうのですが、墓場にはちゃんと着いています。
墓場に行くと、そこでは夜の帝王みたいなおっさんと、闇の女王とかいうおねえちゃんとが、女の子の死霊に踊りを躍らせて悦にいっていた......というお話でした。
内容と感想:
この映画、はっきり言って最後まで観るのは、ほとんど拷問でした。
踊る死霊のおねえさんたちは、どう観てもフツーの人間で、何故か必ず踊りの最中におっぱい丸出しになって、おっぱいをぷるぷる、腰をくねくねさせながら精一杯色っぽく踊っているらしいのですが、観ててイライラするくらい下手くそ。
そんな踊りが、一人につき10分以上続きます。
音楽が終わりそうになるので、この死霊の踊りは終わりか、とほっとするのもつかの間、曲調が変わって踊りが続いたりして、がっかりしてしまいます。
総勢10名による(数えながら観た)訳のわからん踊りの披露は、中学時代の創作ダンス発表会を思い出させるものがありました。
小説家(?)のアベックは、途中で失笑ものの特殊メイクのミイラ男と狼男に見つかり、捕まってしまいますが、帝王みたいなおっさんは、観させてやろう、とか言ってアベックを縛りつけます。
確かにあんな踊りを一晩中見せられたら、これにまさる苦痛はない事でしょう。
んで、全員が踊り終わり、とうとうアベックに危機が訪れます。闇の女王がナイフを女性の腹に突き刺そうとしますが、二人は思わず「もっと暴れろよ!」とこっちが暴れたくなるくらい、消極的に嫌がります。
おいおい、殺されそうなんだぞ、もっと気合入れて抵抗せんかい!と力ない声で呟いてしまう程、間の抜けたシーンです。
そこに、タイミング良く夜明けの太陽が昇り、死霊たちは消え去り、二人は命拾いをした、というところで物語は終わります。
観終わっての感想:
20年。
20年もの間、是非そのツマラナさをこの目で確かめたいと切望していた、ワタシの気持ちだけは満たされました。
しかし、もう二度と、この映画を観ようとは思わない事でしょう。
ワタシにつき合わされ、一緒に観ていた旦那が、あまりのつまらなさに、いつキレて暴れ出すか、と思うと、気が気ではありませんでした。途中で居眠りし、目が覚めて「まだ踊っとるんかい・・・」と、もの凄く嫌そうに呟いた旦那の声が、耳に焼き付いてしまった映画でした。
今回は、自分の書いた文章とは言え、他所のサイトで公開してたレビューを転用して済ます、という超手抜きレビューでした。なぜなら、もう一度この映画の為に、ワタシの労力を割く事が、腹に据えかねたからです。