鹿島が、古巣に復帰後、初めて先発したDF中田浩二(29)の活躍などで横浜Mに2-0で快勝し、勝ち点34で暫定首位に立った。横浜Mはチームワースト6連敗。前節首位の浦和は21日に川崎と対戦する。
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帰ってきた万能戦士が、王者を盤石にした。中田が04年11月28日の名古屋戦以来、鹿島復帰後は初となる先発を完封で飾った。「最低限の仕事はできた。ここで勝って、浦和に圧力をかけないと。守れてよかった」。暫定ながら首位返り咲きで、16日の京都戦の敗戦をぬぐい去った。
前半11分、FWマルキーニョスがロングシュートを決めて先制。同29分にはFW興梠が追加点をたたき込んだ。逃げ切り態勢を整えると、中田と岩政のセンターバックコンビを中心に専守防衛。MF小笠原が「サイドで上げられても中ではね返せた」と振り返ったように、主導権は渡しても水際で守りきった。
公式戦は、4月6日のスイス杯決勝ベリンツォナ戦以来。前半に右ひざを打撲したこともあり、交代した後半40分の前に体力的な限界は超えていた。支えになっていたのは、3年半前に海外への挑戦を強行した時の恩返しがしたかったから。「力になれないと帰ってきた意味がない」。視察した日本代表のスタッフも「久々にしては上出来」と舌を巻いた。
新外国人のMFマルシーニョもデビュー。この試合を最後に、北京五輪代表としての戦いに挑むDF内田が「帰ってきたら定位置があるか分からない」とこぼすように、リーグ連覇とアジアCL制覇へ盤石の布陣が整った。「競争で刺激を与えられる。もっと良くなる」と中田。真夏の大攻勢への基盤は整った。
デイリースポーツ
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