はじめ父の勧めで整体を習い始めました。
もう今から6年前の話です。
京都のアミューズメント企業に就職し、
退職してから地元のコンビニでアルバイトを
していた僕は、父の一言に、そう真剣に考えずに
やってみようかと思いました。
でも、よくよく考えれば、
父も僕が生まれる前から自営業で、
忙しく働いていて自営というものに抵抗が
無かったのもこの仕事をやってみようと
思ったきっかけの1つかもしれません。
最初は疲れる・しんどいのはイヤだな。
机に座ってする仕事の方がいいなって思い、
やりがいが見出せませんでした。
勉強をして、実際に現場に出て施術をしてみると
本当に最初はしんどくてたまりませんでした。
人間の体を施術することに、
「これでいいのか?」「痛くないかな」
ひたいから汗が吹き出ました。
先輩の川辺先生にもフォローしてもらって
順調に患者さんと楽しい会話したり、
体の体重をうまいこと使って施術する要領を
覚えたりして、仕事も楽しくなってきました。
子供の頃の話ですが
僕の父は瓦工事の仕事をしています。
毎日遅く日が暮れるまで仕事をして帰ってきて
僕に「をもんでくれ〜」言ってました。
父は力自慢の職人さんにもんでもらったりもするようですが、
僕にもんでもらうのが「番気持ちがええ、不思議じゃ」と言ってくれました。
実は肩をもむのって力がいれればいいって
もんじゃないんですよね。
手の握力を使うコツってもんがあります(笑)
ただその頃は、それが誇らしくて、嬉しく思いました。
そんなほかの人に喜んでもらえるのが嬉しいというのも
今の仕事に対する気持ちに繋がっているのかもしれません。
やりたいことが無くて
何か見栄えがよくて、楽な仕事がしたいと思っていた僕も
今の仕事が大好きになりました。
「ほかの人に喜んでもらえるのが嬉しい。」
これって人間の根源的な欲求のような気がします。
今日も少しでも患者さんに喜んでもらいたい
施術を楽しんでもらいたいという気持ちで施術をしています。
