短歌帖「月の竪琴」

前田月太郎の、日々心に湧き上がってきた短歌を綴ります。
歌の背景や日記、好きなクラシック音楽等のお知らせを添えることもあります。

2005年12月31日開設、2006年7月11日(満月の日)BlogMaster版短歌帖「月の竪琴」から、引越しました。

粂川真優子again

2007-12-20
68127.jpg 見てごらん私のオーラは水の青 切なく光るこの星の色

過日、若き人形作家、粂川真優子さんの第2回個展(KUMEKAWA MAYUKO EXHIBITION 002)を観た。
前回の個展で賑やかに弾んでいた娘たちが、時を経て少し大人になったような雰囲気の作品群。
写真は、個展の案内状に用いられた第三の眼を持つ妖艶な人魚。
今日の一首は、その人魚の囁き。

粂川さんの生み出す人形には、一体一体それぞれに人生を明確に生きているという存在感が漲っており、観ていて飽きない。
人形と向き合っていると、それぞれが自分の物語を語りかけてくる。
それは、作者の姿勢が、人形の姿かたちを作るだけでなく、形の背後にそれぞれの世界を直観しながら作っているからなのだろう。
目に見える姿は、氷山の一角。
そして、今回の展示では、作者はさりげなく各人形の「秘密」を開示してみせた。それぞれの人形の足下に、子供のように寝入っているもう一つの小さな人形を配することによって。

会場(Gallery 銀座フォレスト・ミニ)は、東京銀座の裏通りにある超レトロなビルの一室。
ビル内のあちこちの小部屋でも、さまざまな展覧会が行われており、今やアートビルと化している。
そして、映画でしかお目にかかれないような、手で開け閉めする引き戸と格子のついたエレベーターに乗れるのも、このビルの楽しみのひとつです。

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この記事へのコメント
また素敵な作品に会えることを、楽しみにしています。
Posted by 月太郎 at 2008-01-07 19:19:16
素敵なコメントありがとうございます。
綺麗な言葉
嬉しい。
次へのパワーになります。
Posted by 粂川真優子 at 2008-01-07 02:46:13
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