3日目
2008-05-14
人間よ、せめて今宵は武器を置け 埋もれた人が助かるために
ホ・オポノポノ
2008-05-13
悲しみの逆巻く世界は我が内に 「ごめんなさい」と「愛しています」
雑司が谷鬼子母神2
2008-05-12
今はもう角は要らぬと青天に聖なる母性の花の一声
元禄十四年の鬼子母神像
2008-05-11
元禄の額に描かれし鬼子母神、マリアの如く幼子(おさなご)を抱く
雑司が谷の鬼子母神境内
2008-05-10
二筋に幹の別れし菩提樹が一つとなりて照らす幼子(おさなご)
5月9日「水甕」歌会
2008-05-09
蚊柱をくぐりて向かう本納寺、今日の歌会の実り多かれ
鬼子母神境内
2008-05-08
見上げればさみどり色の菩提樹が笑みて戦(そよ)げり爽やかな影
深夜の地震
2008-05-07
渦を巻き体(たい)の奥より突き上げるわれに届かぬ我の焦りが
猫
2008-05-06
悠然と生きる顔して野良猫も二歩のジャンプでインコを掠(さら)う
子規調で
2008-05-05
黄金の連休北の空遠くひとりデータを読み込むわれは
靴下
2008-05-04
すり切れた靴下がなおわずかにも糸目を保つ青き残り火
染み
2008-05-03
薄青き板壁に浮かぶ一筋のしみよこのしみ君の涙よ
もう夏か
2008-05-02
北国の気温はすでに夏となる季節までもが駆け足で行く
自由
2008-05-01
さんざめく午後のロビーでピアニスト春を聴き手に弾き遊(すさ)びゆく