夢うつつ
2006-05-31
夢うつつ「虫の頭は二度廻る」文字が現れ飛び来たり
願い
2006-05-30
川端の風涼やかに吹き行けり東京の川よ穏やかであれ
去年は、突然の豪雨で地元の川が皆氾濫して大騒ぎでした。土を塞ぎ小河川を潰して、水の逃げ場を乏しくしている東京は、水に弱いのです。
委ねる
2006-05-29
我が内から湧き来る歌を我でなく天に委ねて涌かせてみたし
スニーカー
2006-05-28
雨の日は真白き靴に紐通し明日歩み行くを楽しみに待つ
5月の新月
2006-05-27
針の無い丸い時計が闇に居り我れ月に非ずと笑いかけ来る
千住真理子リサイタル
2006-05-26
聖堂にデュランティの音満ち渡り人の心をやさしく結ぶ
東京カテドラル聖マリア大聖堂で今宵行われた、千住真理子ヴァイオリン・リサイタル。
ストラディバリウス・デュランティの柔らかい響きが胸に染み込んで、満員の客席には感動のため息が広がっていました。
ゼンダ・バード
2006-05-24
アフガンの優しき騎士は三日月の地平より来る血の剣提げ
雷鳴
2006-05-24
落雷は夜を震わせ近づけり窓辺で我は只祈るのみ
荒地野菊
2006-05-23
庭覆う野菊の花を抜きて後一輪を活け贖罪とせり
高精彩
2006-05-22
血糊すら美しく見せるハイビジョンこの世の陰は映し切れずに
野原みどりリサイタル
2006-05-21
暑き日に遠き街なか歩み行く君のピアノを聴きたきがため
ルンデの会5月例会
野原みどり ピアノリサイタル
「ブラームスを弾く」
スタジオ・ルンデ
暴風
2006-05-20
夕暮の街吹き飛ばさんと風が来る 人よ獣となりて逃れよ
夜の雨
2006-05-19
夜の雨次第に強く地を叩く哀しき君よ帰り着いたか
砂時計
2006-05-19
青い砂落ち切り砂時計を還す 時は無限と自分をだます
すずのき美卯さん
2006-05-17
額縁の猫の瞳は果てしなき夢幻の森に我れを誘う
夏の日に死んで行く仔は風車彩る中を天に運ばる
すずのき美卯さんの童画展に行きました。
くらげの浮かぶ朧月夜の森の中、兎の話に聴き入る猫や蛙たち・・・
はたまた、エプロン姿の猫のミルクホールの向かい側では、赤い円筒型の郵便ポストから金魚が顔を出している階段都市・・・
大正時代の懐かしい(!?)線画タッチの妖精に彩られた、夢幻宇宙が広がっていました。
MUSA
2006-05-16
姫君を庇い倒れし武士(もののふ)の想い報わる涙一つで
野の苺
2006-05-15
野いちごは君の哀しい涙粒 緑の原を血で染めてゆく
日本フィル武蔵野の会
2006-05-14
雨の日の伽藍に溶ける歌声に人は仏となりて涙す
月13日、東京都武蔵野市の光専寺で行われた、日本フィル弦楽四重奏と大山桃子・大輔の歌唱によるサタデーさわやかコンサート(主催:日本フィル武蔵野の会)。
母の日にちなんで、新婚の大山桃子さんが歌う「カーネーションに寄せて」(作曲:中田喜直)では、満場のお客様に涙が広がりました。
私も、裏方の一員として参加しました。
大天使ラファエル
2006-05-13
大いなる天の証になるという緑の風よ吹き寄せて来よ
Sometime 吉祥寺
2006-05-12
石室のジャズの響きに身を委ね 今宵憩わん愛しの君と
夜の虹
2006-05-10
西の方夜空の虹の輝きがこれから起こる進化を告げる
眠りの世界
2006-05-09
何時の間に寝入り目覚めた耳元に死者の苦悶の声音が残る
Tea time
2006-05-08
我が生は怒涛の如く進み行く しばし味わう茶の一時を
声
2006-05-07
幸せになっていいのだ 懐かしく告げる声聴き涙溢れる
無題
2006-05-06
ぶち切れてぶち切れてなおぶち切れてなお治まらず優しさ何処へ
霊的戦場
2006-05-05
陽の当たる緑の丘の裏側に広がる無音の大激戦地
天井桟敷の人々
2006-05-04
星空に輝く夢を見る人は今宵もつらい涙に眠る
走る
2006-05-03
我が身体俺はまだまだ走るのだ休めと言わず付いて来てくれ
朝の挨拶
2006-05-02
窓を開けると薔薇たちが一斉に叫ぶ「おはよう!待ってたよー!」と
ハナミズキ
2006-05-01
花水木 白く輝くその花を愛するひとよ幸せであれ