さかやんのコンサル日記 Vol.413「早すぎるアドバイス」平成18年6月21日 水曜日
先日、ある知り合いの新規創業者の方から相談を受けました。この方は会社を
作られて2年ほどたち、まずます順調に行っているそうです。
ただ、ちょっと今回別のビジネスに進出したいので、ある公的な新規創業支援機関に
相談に行ってアドバイスを受けたのですが、そのアドバイス通りやってもいいか
どうか相談に来られたのです。
例えば、ホームページ制作の仕事を一人で始めるとしましょう(仮の話しで、相談の
内容とは違います)。その公的な支援機関の相談員の方は、まずはHPを作りたいと
いう人を集めて会員制にして、そこからHP制作の受注をとるべきだと、アドバイス
されたそうです。確かにこのアドバイスは間違ってはいないと思います。
会員制にして、顧客を囲い込みそこから受注を取る。これは、理想的な姿です。
ただ、少し早すぎるのです。さかやんから言わせれば、小学校に入ったばかりの
子供に、来年東大受験しなさい!と言っているようなものです。この子供に
12年後(高校卒業後)には、東大に入学できるよう今からがんばって
勉強しなさい。そして、小学校の間はこのような勉強して、中学入ったら
こういう勉強して・・・という具合に、ステップを踏んで理想的な姿に近づける。
これならいいと思います。
もし、この新規創業者の方が多くの資金を持っており、それが公告宣伝に使える
ならば、新聞広告でも出して会員集めてもいいでしょう。しかし、そんな資金
あるわけない。通常は、人脈づくりから初めて、かつ下請けでもなんでもいいから
受注し実績を作っていく。ある程度ビジネスが起動に乗ってきて、余剰資金も
できてきたら、会員制のための準備をする。というのがこの新規創業者の方に
とっては一番いいと思います。
相手(相談者)の実態をきちんと把握し、その方にとってどうすることが最も
いいかを考えてアドバイスしてあげることができる人が、本当の新規創業支援者
だと思います。
今日の一言
「実態を把握してアドバイスしろ」
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<発行者>
有限会社ダイコンサルティング
中小企業診断士
ITコーディネータ・ITCインストラクタ
坂田岳史(さかやんです)
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「一期一会」その瞬間を大切にします。
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