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ITCコラム:スープ皿のハエ

2006-07-19
さかやんのコンサル日記 Vol.412「スープ皿のハエ」平成18年6月19日 月曜日

前回のメルマガで、第1次イラク復興隊隊長の話をご紹介しましたが、
今回もちょっとだけ続きをお送りします。
佐藤隊長の話の中で、現地の方と「同じ目線で対応する」ことが重要
だといわれました。これは相手の立場に立って、物ごとを考えると
いうことだと思います。話しの中で隊長さんは「スープ皿のハエ」の
話しをされました。ある貧困の地へ行った時、現地の人と一緒にスープを
飲んでいた。たまたまハエが飛んできてスープの中に止まった。すぐに
ハエを追い払ったら、現地の方は「ハエを追い払わないでください」と
言われたそうです。「なぜ?」と聞くと、「私達はハエの足についたスープ
もなめたいのです」と・・・
日本人ならおそらく誰でもハエを追い払うでしょう。しかし、貧困で困って
いる方は、ハエの足についたスープでももったいならからなめたいのです。
それを聞いた支援者は、「同じ目線で対応していたつもりだったが、まったく
現地の方の立場に立っていなかった」と反省されたそうです。
この話しは、佐藤隊長さんが実際に経験された話しではなく、隊長さんも
だれかに聞いた話しであり、自分達もイラクで作業をするとき、この話しを
思い出して、現地の方の立場にたって対応されていたそうです。
この話しを聞いて、さかやんも大いに反省する部分があるなと感じました。

コンサルに限らず多くのビジネスは、相手(お客様)の立場にたって対応
する必要があると思います。自分が売りたい商品を売りつけたり、儲かる
ものだけを勧めたりしていたら、いずれ商売は廃れるでしょう。
以前のメルマガで、若いコピー機の営業マンが来て、御社(さかやんの
会社のこと)にぴったり合った複合機を提案しますといって、100万円
以上の複合機を提案したと書きました。これなんかは、相手のことは
まったく考えず、自分が売りたいものを提案してきた典型です。
(さかやんの会社は一人なので、7万円の複合機で十分)
私もコンサルに入る時、お客様の立場に立っているつもりですが、
たまにそれを忘れて、自分の考えだけで業務改善などの指導をすることが
あります。このような時は、もちろんうまく行きません。これからは、
常に「スープ皿のハエ」を思い出して、お客様の立場で仕事をしたいと思います。

今日の一言
「同じ目線に立ってるつもりになるな」

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本メルマガは実体験を基にお送りしておりますが、登場する企業の業種や
役職、コンサル内容は脚色してストーリ化しております。実際のコンサル
内容をそのままお送りしている訳ではありません。
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さかやんのコンサル日記は、隔日(月水金)発行です。
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中小企業診断士
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坂田岳史(さかやんです)
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