前回のメルマガで、第1次イラク復興隊隊長の話をご紹介しましたが、
今回もちょっとだけ続きをお送りします。
佐藤隊長の話の中で、現地の方と「同じ目線で対応する」ことが重要
だといわれました。これは相手の立場に立って、物ごとを考えると
いうことだと思います。話しの中で隊長さんは「スープ皿のハエ」の
話しをされました。ある貧困の地へ行った時、現地の人と一緒にスープを
飲んでいた。たまたまハエが飛んできてスープの中に止まった。すぐに
ハエを追い払ったら、現地の方は「ハエを追い払わないでください」と
言われたそうです。「なぜ?」と聞くと、「私達はハエの足についたスープ
もなめたいのです」と・・・
日本人ならおそらく誰でもハエを追い払うでしょう。しかし、貧困で困って
いる方は、ハエの足についたスープでももったいならからなめたいのです。
それを聞いた支援者は、「同じ目線で対応していたつもりだったが、まったく
現地の方の立場に立っていなかった」と反省されたそうです。
この話しは、佐藤隊長さんが実際に経験された話しではなく、隊長さんも
だれかに聞いた話しであり、自分達もイラクで作業をするとき、この話しを
思い出して、現地の方の立場にたって対応されていたそうです。
この話しを聞いて、さかやんも大いに反省する部分があるなと感じました。
コンサルに限らず多くのビジネスは、相手(お客様)の立場にたって対応
する必要があると思います。自分が売りたい商品を売りつけたり、儲かる
ものだけを勧めたりしていたら、いずれ商売は廃れるでしょう。
以前のメルマガで、若いコピー機の営業マンが来て、御社(さかやんの
会社のこと)にぴったり合った複合機を提案しますといって、100万円
以上の複合機を提案したと書きました。これなんかは、相手のことは
まったく考えず、自分が売りたいものを提案してきた典型です。
(さかやんの会社は一人なので、7万円の複合機で十分)
私もコンサルに入る時、お客様の立場に立っているつもりですが、
たまにそれを忘れて、自分の考えだけで業務改善などの指導をすることが
あります。このような時は、もちろんうまく行きません。これからは、
常に「スープ皿のハエ」を思い出して、お客様の立場で仕事をしたいと思います。
今日の一言
「同じ目線に立ってるつもりになるな」
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坂田岳史(さかやんです)
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