さかやんのコンサル日記 Vol.407「無言の会話」平成18年6月7日 水曜日
先日、サッカー日本代表の中田選手がテレビ出演していました。
中田選手は言わずとしれたパス出しの名人です。中田選手のパスを受けて
FWの高原がゴール!というシーンはよくあるでしょう。
中田選手曰く「ボクがパスを出すコースと、FWが走りこむコースが違う
時がある」、「しかし、これはボクがここにパスを出したいのだという
意思表示なんです」。
つまり、試合中に中田選手がFWの選手に言葉で「ここにパスをだすぞ!」
とは言えないのです。そのため、中田選手はFWに走りこんで欲しいところに
パスを出すのです。その時はタイミング合わなくても、パスを出すことにより
FWの選手は「中田は、ここに走りこんで欲しいんだ」ということに気がつく
そうです。つまり、無言でバスコースを伝えているのです。
さすが、日本代表!やることが違いますね。
製造業でも販売業でも、注文を受ける人(営業)と製造(或いは出荷)する人は
違います。注文を受けた人は、○月○日に納品したいのですが、製造する
人(製造部門)は、「急にそんなこと言われても対応できない」というケース
もあるでしょう。これは、営業と製造で意思が伝わっていないのです。
ある受注生産の製造業では、営業の進捗状況をグループウェアで製造部門と
共有しています。受注生産の場合、引き合いがあってから実際の注文が
くるまで長い場合は数ヶ月かかることもあります(短い時は1週間くらいの
時もある)。通常は、受注の確度が高くなれば製造部門に連絡して
製造段取りを依頼するのですが、営業マンによってぎりぎりになってから
製造部門に依頼することもあります。この時は、「急にそんなこと言われても
対応できない」となるのです。
この会社では、営業進捗状況を営業と製造で共有しているので、製造部門は
進捗状況に合わせて、段取りができるのです。
中田選手はパスを出すことでFWと無言の会話をしていますが、この会社では
ITを使って無言の会話をしているです。
今日の一言
「会話(コミュニケーション)することが重要」
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