さかやんのコンサル日記 Vol.401「社長と専務」平成18年5月24日 水曜日
現在、ある会社の新規ビジネス展開のコンサルティングをしています。
支援内容は、ビジネスコンセプト設定、ビジネスモデル構想、
販路開拓方法など、マーケティングに関するものです。
実は、この社長さん、新規ビジネスのアイディアはたくさんあるのですが、
それがまとめきれないのです。それを、さかやんが一緒になってまとめて
あげました。現在、コンセプトが固まった段階です。自分の考えが
まとまったので、社長さんは大喜びです(本当にすごく喜んでいた)。
そして、そのコンセプトを専務(息子さん)に話されました。
すると専務さんは、ちょっと苦い顔をします。
「コンセプトはいいけれど、それを本当に自社でできるの?」と
言われます。つまり、専務さんはこの新規事業を自社でやる場合、
対応する力がないというのです。例えて言えば、ラーメン屋やろうと
言っているのに、ラーメン作った経験がないのです。
確かに今回の新規ビジネスは、この会社にとって初めてやることで
経験がありません。ただ、経験のある人(会社)を集めてコンソーシアム
のような組織を作ってやろうという計画です。しかし、それでも専務さんは
渋い顔をします。通常は、若い息子さんが新規ビジネスをやりたいが、
社長のお父さんが反対するケースが多しですが、今回は逆ですね。
ただ、社長さんの決意は固く、この新規ビジネス案件を進めることになりました。
今回感じたのは、専務さんは非常に実務的な方です。本業の方も専務さんが
きちんと管理しているので、うまく行っています。一方、社長さんはアイディア
マンでかつ実行派です。そして、常に何かに挑戦したい方なのです。
新しいことをやる時は、必ずリスクが伴います。重要なことは、何がリスクで
あるか認識し、そのリスクが顕在化した時にどう対処するかを考えておくことです。
その点は社長さんは十分理解されています。リスクが怖いからと言って
新しいことに挑戦しなければ、人間も会社も成長しないと思います。
実は、今の会社は社長さんが一人興した会社です。専務さんは2代目なのです。
つまり、自分がビジネスに挑戦して興した会社じゃないのです。
そのあたりが、新規ビジネスに対する気持ちの違いかな?と感じました。
今日の一言
「挑戦しないと大きくなれない」
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坂田岳史(さかやんです)
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