さかやんのコンサル日記 Vol.289 平成17年8月15日 月曜日
1回読みきり 「人まかせ」
今日は8月15日、お盆休みの真っ盛りですね。読者の皆さんは
お休みの方が多いでしょうが、コンサル日記は今日もお送りします。
さて、先日ある会社から情報システムの活用診断をして欲しいと
依頼がありました。
早速、訪問してシステム構成などを聞いたのですが、担当者の方は
詳しいことが分からないといいます。
この会社は、製造業ですが販売管理、生産管理システムが動いて
います。それも、かなりしっかりと・・・
それなのに、担当の方はシステム構成やネットワークについて
よく分からないといいます。
さかやん「こんなに、システムが動いているのに、どうして
担当者が知らないのだろう・・・」
よくよく話を聞いてみると、情報システムの運用管理は
全てシステムを構築したITベンダーに任せているのです。
最近、情報システムの運用管理をアウトソーシングする例が増えて
きました。その意味で、ここの会社が運用をベンダーに任せている
こと自体、大きな問題ではないと思います。
しかし、ちょっと気になるのは、あまりに全て任せていることです。
例えば、現場の業務が変わったので、システム機能を追加しなければ
ならない場合、現場の担当者がベンダーの担当者を呼んで、直接
機能追加の相談をして、見積をとります。そして、見積もりの
稟議を上げる・・・
この例では、いくつかの不安があります。担当者1人の意見で
システム変更すると、他の部署などに影響がでます。
このようなことを、あちこちでやっていると、知らないうちに
システムが肥大化し、誰も全体を見ることができなくなります。
システム運用を外部に任せるのはいいですが、運用管理とシステムの
全体管理は違います。
今回は、システム活用診断を実施しました。その結果、システムそのものは
経営活動に貢献できていますが、運用に関しては改善する点が多いと
いう結果になりました(診断書には、少し厳しいことも書きました)。。
社長さんにも話をしましたが、どうやらすぐには改善できそうもありません。
まずは、社内でシステム担当者(兼任でもいい)を作り、全体の管理が
できる人材を作る必要があります。
今日の一言
「コアな部分は自社で管理せよ」
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<発行者>
有限会社ダイコンサルティング
中小企業診断士
ITコーディネータ・ITCインストラクタ
坂田岳史(さかやんです)
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「一期一会」その瞬間を大切にします。
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