さかやんのコンサル日記 Vol.379「商品力とIT活用」平成18年3月29日 水曜日
先日、ある会社のIT経営診断を依頼されました。ITを上手く活用して
経営改革をするためには、何が必要かという視点で診断します。
と書くと、IT中心かなと思いますが、実はITは後から登場するもので
まずは、その企業の商品に競争力があることが最も重要です。
そのため、まず商品の競争力を調べるために、京都市内の競合店に
行き、他の商品を調べました(市内8店舗の競合店をバイクで周って
きました)。何を調査するかというと(調査の目的)、その商品
或いはお店の「プランド力」です。その為、次の事に注目します。
(1)お店のつくり(雰囲気、外装、内装、店員さんの服装など)
(2)商品の見せ方(製品に包装などを施し、売れるものにすると
商品になります)
(3)商品の価格帯(いつでも買えるものか、贈答品かなど)
(4)商品の内容
(5)その他(実は、このその他が最も重要ですが、それは秘密(^^;)
結果として、依頼してきた会社の商品力はかなりいい線行って
いることが分かりました。もちろん、改善点もあり、それは別途
業務改善していきます。
商品力があることが分かれば、次はそれを売っていくために
どのように業務改善し、ITを活用するかです。
よく、「IT活用で経営改革しよう」なんて言葉聞きますが、
本当の経営改革は、ITではできません。例えば、ネットショップで
ものを売る場合、まず売る商品がいいもので、競争力があるもので
ないといくらネットを使っても売れません。
今の商品に競争力がなく、儲かっていない会社に「ITを活用して・・」
と言ってもダメで、その場合はまずは商品開発を先に行なう必要が
あります。
実は、さかやんは最近そのような取り組みをしています。今回は
B2C向けの商品でしたが、B2B向けの製品開発も支援しています。
(技術的なことではなく、何を作り、どう売ればいいかという
マーケティング面の支援です)。製造業の場合、何を作ればいいが
分かれば、作れることが多いのです。そして、作るものが決まったら
材料調達、生産管理、販売管理(ネット販売も含む)などに
ITを上手く活用するのです。私は、本当のIT活用とは、売るもの
作るものをしっかりと作り上げて、それらの商品を売るため、
作るためにITを活用することだと思っています。
今日の一言
「ITは後から登場する」
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<発行者>
有限会社ダイコンサルティング
中小企業診断士
ITコーディネータ・ITCインストラクタ
坂田岳史(さかやんです)
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「一期一会」その瞬間を大切にします。
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