さかやんのコンサル日記 Vol.332 平成17年12月2日 金曜日
1回読みきり 「市場規模」
早いものでもう12月ですね。あと1ヶ月で正月です。
師走の忙しい中ですが、コンサル日記のVol.332をお届けします。
先日ある新規創業予定者の方の、ビジネスプランを聞く機会が
ありました。京都であるゲームがちょっとした話題を振りまいて
います。この方は、このゲームに関するグッズやゲーム場を経営
したいと言われます(このゲームは、KBS京都というテレビでも
取り上げられたし、地元の情報誌にも紹介されており、ちょっと
注目を集めている)。
その話を聞いた時、面白いと思いましたが、さてどのくらいの
市場があるのだろう?と少し疑問も感じました。
その新規創業予定者の方は、仮にもっとマスコミが紹介して
くれたら、絶対にもっとお客さんが増えると言います。
確かに、マスコミが紹介すると認知度が高まりゲームをする
人も増えるでしょう。しかし、いくらマスコミを使って宣伝
しても必ず飽和点があります。
ちょっと話はそれますが、Jリーグ1部昇格を決めた京都サンガ
ですが、実は京都の商店街や行政機関などが全面的にバックアップ
しています。テレビでも試合予定をCM流していますし、多くの
商店街では、「がんばれ京都サンガ」の垂れ幕もあります。
ここまで宣伝していますが、前回の西京極球戯場には6500人しか
集まりませんでした。ただ、前回の優勝を決めた試合では
1万4000人集まりました。恐らくビジネスで考えると、市場は
1万5000人程度かな?と思います。これだけ宣伝していて、市場が
1万5000人というのは多いか少ないか?・・・
個人的には少ないと思います(この場合、1万5000人が飽和点)。
話を戻して、先のゲームが仮に大々的にマスコミ等で紹介された
場合、一時的にブームになりファンが増えるでしょうが、その後は
ファンも減るでしょう。そして、あるところで飽和点に達します。
この飽和点がビジネスの市場だと考えてもいいと思います。
今の時点で、飽和点の市場がどれくらいになるか分かりません。
尚、新規ビジネスを考える場合、まず自身の事業計画が重要です。
これは、○年度後に○○千万円儲けるという収支計画です。
3年後にこのゲームビジネスで10億円儲けるのか、1000万円で
いいのかです。仮に10億円儲けるなら、かなりの大きな市場が
ないと難しいです。逆に1000万円でいいなら、ファンが数百人
いれば充分でしょう。先の新規創業予定者の方は、ここまで
考えずにビジネスを考えておられました。市場規模の話を聞いて
再度考え直すと言うことですが、自身の収支計画とターゲットと
する市場の規模を、きちんと合わすことが重要なのです。
今日の一言
「サービスを利用する人の人数を想定せよ」
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中小企業診断士
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坂田岳史(さかやんです)
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