さかやんのコンサル日記 Vol.337 平成17年12月14日 水曜日
1回読みきり 「夜釣りと新製品」
読者の皆さんは、アイディア発想法ってご存知ですか?
発想法にはいつくかありますが、最も簡単なのは
BS(ブレーンストーミング)だと思います。え、BSなんかで
アイディアがでるのかって?それが出ることがあるのです。
先日ある会社から、今製造している製品技術を使って何か
別のものが作れないか?という相談を受けました。
いわゆる、新製品開発による新分野進出を考えておられるのです。
早速、今の製品の製造現場を見たり、生産技術について説明を
受けました。確かに、面白い技術を使っているので、何か別の
製品を作れそうです。
そこで、まずは社長さん、従業員の方数名とBSを1時間やりました。
BSのいいところは、「関連発想」ができることです。関連発想とは
何か1つのことを思いついた時に、例えそれがとんでもないことでも
否定せずに残しておきます。すると後から、そのとんでもないことを
ヒントに別のアイディアが生まれるのです。もし、「そんなのダメだよ」
と言って否定してしまうと、そのアイディアは2度と話題に上りません。
そのため、BSは関連発想を上手く活用できるのです。
例えば、
Aさん「この技術を使ってろ過装置が作れないかな」
Bさん「ろ過装置は難しそうだけど、水と環境というテーマは面白そう」
Aさん「水と環境か。そういえば最近、釣りに行ってないな」
Cさん「釣りといえば、夜でも釣りができる光る糸を開発した会社が
あると新聞に載っていたな」
Bさん「へ〜、僕は夜釣りはしないけれど、川で鮎釣りするんだ」
「鮎釣りのときに、川に入ると石についている藻で滑るんだよ」
Aさん「そうか、滑り止めという機能を付ければ面白いかも」
初めはろ過装置が作れないか?という発想から、関連した話題が続き
最後は、滑り止め装置にたどり着いたようです。もし、Aさんが言った
ろ過装置を「そんなのできるわけないよ」と否定してしまうと、そこで
話が終ってしまい、滑り止め装置というアイディアは出てこなかった
でしょう。何かいいアイディアを出したい方は、BSによる関連発想を
一度試されてはいかがですか?
今日の一言
「否定すると新しい発想がでない」
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坂田岳史(さかやんです)
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