さかやんのコンサル日記 Vol.376「意見をいう人」平成18年3月22日 水曜日
さかやんは、よく新しいビジネス(新規創業や第二創業)のお手伝いをします。
その中で、経営革新や新連携など公的支援を受けることもあります。
公的支援を受ける場合、その支援機関の窓口へ行き、担当者に新ビジネスの内容を
説明します(担当者に話しした後、専門の相談員の方が登場する)。
製造業が自社の技術を使い、新製品を開発するという場合、その技術に詳しくないと
意見が言えません。しかし、一般的な商品の場合は、身近な話しであるためいろいろ
意見が言いやすいようです。
先日、ある会社が衣料品を新規チャネルで販売するという、新ビジネスの計画を作った
ので、一緒に支援機関の窓口に行きました。そしたら、その窓口の担当者の方が
たまたまその衣料品に詳しく(奥さんが、その衣料品を好んで使っているそうです)
いろいろ意見を言われます。ただ、その意見が自分の奥さんが使っているシーン中心で
業界全体のことや、今回のビジネスの内容などを無視しているのです。
例えば、製造業が自社の○○技術を使い、高温・低温でも利用できる○○製品を
作る!といえば、その技術に詳しくないと意見言えないですが、衣料品など身近な
商品の場合、イメージがしやすくいろいろ意見が言えるのです。
ただ、意見を言うのはいいですが、あくまで自分が知っている範囲でしか言わないので
非常に困る。例えば、これもある支援機関の方が言われたのですが、「そんな新しい
チャンネル開拓して売らなくても、レンタルでもいいんじゃないの」と。
これも貴重な意見ですが、ちょっと方向が違う(^^;
今回、このような方を批判するためにメルマガ書いている分じゃありません。
何が言いたいかというと、衣料品など一般消費者が購入するものを対象に
新しいビジネスモデルを考える場合、いろんなことを言う人がいるのですが、
その方たちを100%納得されるようなプランを作らなければならないという
ことです。先の製造業の場合、○○技術を使った製品ならニーズがある!という
ことを専門家が認めれば、他の方は異論を挟む余地がないでしょう。
しかし、衣料品の場合、異論を挟む余地があるのです。ですので、異論が出ない
ような、誰もが納得するプランを作ることが非常に重要になるのです。
現在、この会社では「誰でもが納得するプラン」づくりに取り組んでいます。
今日の一言
「消費者向けビジネスの場合、周囲を黙らせるプランを作れ」
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坂田岳史(さかやんです)
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