さかやんのコンサル日記 Vol.326 平成17年11月16日 水曜日
1回読みきり 「イメージを持つ」
IT導入支援のプロセスには、経営戦略の策定や経営課題の洗い出しから
(これは、IT導入の目的になりますが)、IT企画の策定、ITベンダー選定、
システム開発、システム運用までいくつのかのプロセスがあります。
どのプロセスも簡単でなく、さかやんはいつも苦労しています。
あえてこの中で、なにが最も難しいかといえば、システム開発のプロセス
だと思います(これは、人により意見は違うでしょうが)。
なぜ難しいかというと、システム開発の大きな方向性は問題ないのですが、
細かい使い方が人により違うので、それを統一するのが難しいのです。
ただ、難しいと言っても開発の最初にきちんと「私は、このときにこの
情報が見たい」とはっきりと言ってもらえれば、それなりの処理が
できるのですが、あとから「実は、このデータが見たかったんだ」と
言われると、対処できません。
実は、中小企業の現場って、結構こういうことが多いのです。
日常の業務に追われていて、きっちりとシステムの設計書を確認して
いなかったり、たぶんこれはできるだろうと思い込んでいたりして、
後になって、「なんで、できないんだ!」って怒る人もいます。
(できないのは、自分が機能を確認しなかったからですが)
さらに、もっとたちが悪いのは、ITベンダーがシステム設計の
レビューをして、「これでいいですね」と念を押して、「いいです」
と言ったのに、システムができてから、「やっぱり違った」なんて
言う人がいます(これは最悪のパターン)。
この原因は何かと考えると、現場の方はシステムを利用する
イメージが設計段階では分からないのです。
さかやんも以前、アスクルで家具を買ったのですが、家具が届いてから、
「え、こんなに大きいの!」って驚いたことがあります。
確かにカタログを見るとサイズが記載されています。記載されている
サイズをきちんと確認していたら、驚くことが無かったのですが、
写真だけみて、「これでいいや」って思って注文したのです。
同じ様に、現場の方は紙の設計書だけでは、実際に使うイメージが
沸かず、使ってから「ここが悪い」「ここはこうして欲しい」という
ケースが多くあります。
そのため、さかやんがシステム開発を指導する場合、プロトタイプを
作ってもらい(実際の画面)、それを見てシステムを使うイメージを
持ってもらいます(これは、独自開発の場合)。
一方、パッケージを利用する場合は、予め画面が用意されているので、
不都合な箇所を特定するのは、独自開発に比べると簡単です。
いずれにしても、システム開発のフェーズでは、利用者に具体的な
イメージを持ってもらうことが重要なのです。
今日の一言
「注文する前に、内容をしっかり確認せよ」
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<発行者>
有限会社ダイコンサルティング
中小企業診断士
ITコーディネータ・ITCインストラクタ
坂田岳史(さかやんです)
sakayan@daiconn.co.jp
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オールアバウトのガイドもやっています。
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「一期一会」その瞬間を大切にします。
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