ファイナンシャルプランニングでは、保険はリスクマネジメントという考え方をします。このリスクマネジメントはみなさんの資産形成上、最優先で考えるべきものです。
なぜならリスクマネジメントとは言い換えれば最悪の事態への対処法ということです。
これさえしっかり出来ていれば、あとは安心して資産形成に専念できるからです。
資産を形成していく過程には、様々なリスクが予想されます。
どんなリスクがあり、それがあなたにとってどのように影響するのか考えてみましょう。
■もし働けなくなったら
事故等で障害を負って今までの仕事が出来なくなったら、というイメージで考えてみてください。
発生の頻度と損失の重大度という2点について見てみましょう。
まず損失の重大度はかなり高いですよね。
しかし、発生の頻度はどうでしょうか?
あなたが事故で寝たきりになってしまう可能性を考えた場合、発生の頻度は極めて低いのではないでしょうか?
F1レーサーや格闘家であれば話は別ですが、、
それに万が一障害状態になったとしたら、きちんと年金を払っている方には国が障害年金を支給してくれます。
ですから、極めて発生の頻度が低いリスクに関してまで、
保険で準備しなくても良い、というふうに考えることが出来ます。
■病気やケガをしたら
次は病気やケガで数日から数ヶ月間、仕事を休まないといけない、
というイメージで考えてみてください。
ただし、もしそうなった場合、健康保険等の公的な保障があります。
健康保険は医療費の自己負担額が3割負担ですね。
今後は高齢化等により将来の自己負担額は増えるかもしれない、
ということは考えておいたほうがいいかもしれません。
それから、ご存知の方が少ないのですが、健康保険には一つ知っておいたほうが良い制度があります。
それは高額療養費制度です。
自己負担額が一定金額(月約80,100円)を超えた場合、超えた分については後で払い戻されるという制度です。
この制度には、2つポイントがあります。
まず一つ目は、1ヶ月ごとに計算するということです。
2つ目は、あくまで自己申告制ということです。
つまり、この制度を知らない人は損をします。申告漏れが多いようです。大きい会社にお勤めの方は総務の健康保険担当者が教えてくれるでしょうが、そうでない方は、きちんと覚えておいてくださいね。
さらにもうひとつ知っておいたほうが良い制度があります。
病気やケガで療養のため仕事を休んだ場合、1年半は国が給与の3分の2を支給してくれます。
この制度を傷病手当と言います。
これはサラリーマンの方が加入している社会保険だけに適用されるものです。
この制度もぜひ覚えておいてください!