55歳以上の方とお話させていただくと、
このように思われる方が多いように思います。
なぜ55歳以上の方なのかと言うと、
この世代の方々は高度成長時代を駆け抜けてきたからです。
高度成長時代は世の中の金利は高く、
したがって生命保険の予定利率も高かったわけです。
5%、6%の時期もありました。
生命保険は長期間の契約になりますので、
高い金利で長期間固定できることは有利だったわけです。
しかし、この常識は89年のバブル崩壊と共に、
大きく変わりました。
現在のような超低金利の時代は、貯蓄と保険は別々に考えるべき、
と多くの専門家が話していますし、私もその立場をとっています。
さらに、長期間となるとインフレのリスクがあります。
最近の、ガソリン・カップ麺・クリーニング代・タクシー運賃、などの
値上がりによって皆さんもインフレを身近に感じるようになっきたのではないでしょうか?
つまり、低い金利で長期間固定してしまうと、インフレに負けてしまいます。
このインフレリスクに関しては、またあらためてお話します。
話を戻します。
これまでお話したとおり、55歳以上の方は、
金利が良かった時代のイメージが鮮明に残っていますので、
保険は貯蓄型が良いと考えている方が多いです。
ここで気をつけなければいけないことは、
今の20代、30代の方は、ちょうどご両親が55歳以上の年齢だと思いますので、
親から保険についてアドバイスされた時に鵜呑みにしないことです。
今は超低金利の時代です。バブル期とは違います。
時代が違えば、有効な手段も違います。
人生の大先輩からのアドバイスはありがたく受け止めたうえで、
今の時代を生きる自分の頭で考えることが大事なことだと思います。