始末書を書かなくてはいけない破目になってしまった。私は自動車の工場で働いているんだけど、不良品と気付かずに何百個も流してしまったからだ。しかし、私はパーツの検査役じゃない。
部品の組み立て員だ。流れて来た部品を組み合わせて車のシートを作るのが私の仕事。流れて来たものは既に完成品だ。それに気付かないからと言って私に始末書とはおかしいではないか。
そもそも、他の工程でチェック工程もあるんだ。そこで、チェックだけやっている人がいるんだから、その人に始末書を書かせるのは分かるけど、何で私が始末書を書かなくてはいけないのだろうか?
全く以って意味がわからん。組み立て工程は、流れ作業で、追われているからそもそもチェックなんてやっている暇もない。しかし、おかしいのに気付かなくてはダメなんだと。
全く、始末書なんて今までの人生の中で書いたことはあるけど、今回のように理不尽で納得のいかないケースは初めてだよ。車の部品製造ってさ、もろに肉体労働だからさ、帰ったら何もやる気力もないくらい疲れる訳さ。
それに加えて始末書を書けなんて、ちょっといい加減にしてくれよ。本当、頭来る。雇われの身で、立場が弱いから従うしかないけどね。法律上は、明らかにおかしな場合は、そんなものを突っぱねても大丈夫みたいだけど、現実問題としてそんな訳にはいかないんだよね。
あ〜ぁ、転職するかなぁ。

