最近の気温と同様に、アルミ地金価格及びロールマージンが上昇してます。
既に7〜9月のNSP価格が30円/kgアップの360円/kgは周知の事実だと思います。
更に、アルミメーカーによるRM(ロールマージン)の値上げが8月1日より実行されます。
個々の契約状況により違いはありますが、20〜30円/kgと言われています。
この話は、数ヶ月前から出ていましたが、とうとう実行されます。
購入側にとってRM値上げは、非常に厳しい現実です。
メーカーを擁護するわけではありませんが、メーカー側も原油高騰の影響で輸送費のみならず様々な購入資材価格上昇にあえいでいます。
アルミと言っても合金です。
A5052の場合、Mg2.5%、Cr0.2%
A5056の場合、Mg5.1%、Cr0.1%、Mn0.1%
A6063の場合、Mg0.6%、Si0.4%
と言う金属が主に配合されています。
日経ネットより引用
中国・四川大地震による素材・エネルギーの供給不足懸念が国内市場でじわりと拡大している。
マグネシウムやアンチモニーといった四川省が主産地でない金属にも価格上昇が波及し始めた。
一方で復興需要をにらんだ物資の動きもあると予想され、需要と供給の両面で影響を受ける品目がさらに広がる可能性もある。
アルミニウム加工品の硬化剤に使うマグネシウムは世界供給の8割を中国が握る。
現在の中国市場のスポット価格は1トン6000―6300ドルと、大地震前に比べ17%程度上昇した。
将来への供給不安から思惑買いが入り始めた。
や、ちょっと古いけどこんな情報も。。。
世界のステンレスメーカーが4-6月の高炭素フェロクロム購入価格を前期比55%アップの200¢で合意妥結に至ったばかりだが、その後もフェロクロム相場は上昇を続けている。
スポット市場では現在300¢超え。クレディスイス証券は早々と「クロム価格は来年には400¢に達するであろう」と相場予想をコメント。
アルミ以外でも合金材料価格の高騰も無視できないレベルにまで達しています。
更に10月以降の地金相場を先読みすれば、NSPで20〜30円/kgの上昇が見込まれます。
10月以降は年初から比べ80〜90円/kg、前年同月比で20〜30円/kgアップとなります。
景気が減退するなかで、取引先様の資材コスト上昇と言う厳しい局面を乗り切る為にMSPとして何が出来るか?
それは、コスト競争力のある素材メーカーと、コスト競争力を身につけた加工メーカーをマッチングし、Winx4が達成できるシステムを構築し提供する事だと考えています。
新規開発品のコストを少しでも抑えたいと言う方々のお力になれるよう、MSPは努力し続けます。