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「ドリカム」は、最も好きなJ-POPユニットの一つ。
このアルバムは、最初にハマった曲、「晴れたらいいね」「決戦は金曜日」が入っている。
どちらもテレビドラマの主題歌。ドラマ自体はそんなにハマったわけではないが、吉田美和の伸びのある声、コーラスサウンド、当時とても新鮮だった記憶がある。
自分が気に入ったので友人にも聞かせたら「ずいぶん歌詞が直接的だね、歌とは思えないね」と冷たくあしらわれてガッカリした。
確かに、当時はメッセージ性の強い歌が多くて、そういったものの特にない、日々の感情や語りのようなドリカムの曲は、評価が割れたかも知れない。
とにかく、Lukeは気に入ったのでカラオケに行くと必ず歌ってみるのだが、全く、どうにもならない。あまりに本物とかけ離れた状態に辟易とし、しばらくカラオケでは歌わなかった。
ボイストレーニングに通っていた時、担当の先生に吉田美和の声が好きだ、あんなふうに歌えるようになりたいと言ったら、
「吉田美和はすごいんだよ。聞くところによると、楽器が全然出来ないのに曲が頭に浮かんできて、それがオーケストラみたいに響き渡るんだって。」と話してくれた。
たまにテレビで見る吉田美和の顔は、顔が全部口になっちゃったと思うくらい大きな口を開けて歌っている。トランペットのように高く響く声。この口から出るんだよね。
ボイストレーニングに行かなくなった今も、ゴスペルクワイヤのリハーサルではそれが活かされている。キーが高くなるほど口を大きく開け、天に届けとばかりに声を張り上げて歌う、その爽快感は何物にも代えられない、至福の時。
気がついたら、あれほど下手だったドリカムの歌も、カラオケで何とかついていけるようになった。うまくなってくると、なおうまく歌いたくなる。
人は、いつでも成長できるものだ。