数日前から映画観に行きたいと言うていた次男を連れて、朝から梅田まででかけた。少年ジャンプで連載されている「ナルト」のアニメーション映画。次男と出歩くのはフットワーク軽くてよい。「行くんか!?行かへんのか!?」と起こすと、すぐさま起きて慌てて着替え、すぐ出発。阪神電車で二駅、ドアに張り付いていた次男に「途中降りる人乗ってくる人察して道開けろよ」と促していると、次の福島駅では体を端に寄せて道を開けていた。乗る時もそうやけど、どうかそういう当たり前な大人に育って欲しい。
おなじみのナビオ東宝シネマズに到着。朝1番の9:40上映のチケットを手に入れて、ビールとポップコーンの乗ったトレーを持ってシアターに入場。体重は落ち気味なんやけど、これでは「腹の下のポニョ」はなくならんなあ。
少年ジャンプ連載のアニメーションの映画は、現実味のないストーリーやけど、「友情・努力・勝利」は十分伝わった。終わり間際に「ナルトって21歳くらいかあ?」と尋ねると、鼻で笑われた。もっと若いそうだ。
すぐ下のSUBWAYで昼飯。マクドやミスド好きの小学生ながら、SUBWAYも結構気に入ってるという。十割蕎麦食いたかった父親やけれど、まだここのサンドウィッチならよしとしておこう。

ちょっと気になる作品があって、今度は自分が観たい映画に次男を誘ってみた。冷房で体が冷えたというので歩道橋を渡って次の目的地を目指す。さすがに正午の夏空の下を歩く人は少ないな。

今度は「梅田ブルク7」。昔、梅田新道で上映されていた東映映画は、今はここで上映されているのだな。エレベーターで7階まで上がり、買ったチケットは「クライマーズハイ」
横山秀夫の小説は、前に「出口のない海」を読んだことはあるけど映画は初めて。
23年前という時代背景に、地方新聞社内で繰り広げられる、当時は当たり前であったのだろう「パワハラ」や「男女の雇用差別」(今でも見かけるけど)。それぞれの登場人物が、自分という立場から垣間見せる「妬み」や「セクショナリズム」。独裁経営者の持つ「エゴイズム、支配欲」。ポストを登った者達が見せる「保身、振りかざす年功序列」。責任を任された者の「葛藤」、仕事を任された者達の間で生まれてくる「信頼関係」。人間の歴史が続く限り、これまで繰り返し、これからも続いてく、そんな社会の中で見せるヒトの生態を描いたような作品やった。
全編通して伝えたかったものは、たとえ何十年かかってでも妥協せず自分のシゴトを貫く「愚直さ」かなとも感じた。でも本当のところ、個人的な感想は、これは、たぶん、一人小説で読むべきやったかな。と。

この悲劇の事故に関しては、実は何冊かルポルタージュ本を読んだことがある。原因云々の私見はここでは控えたいが、事故に遭われた方々には、単身赴任中の帰省でこの飛行機に乗り合わせてしまった方もたくさん目につき、今の自分の立場と照らし合わせると、その無念には涙せずにはおられない。と同時に、今年も無事に家族と長い休暇を過ごせることに感謝湧く。
映画館のハシゴが終わり、旭屋書店やヨドバシカメラに立ち寄る次男に付き合う。ヨドバシカメラの7階、冒頭の「少年ジャンプ」グッズを販売する「JUMP SHOP」に立ち寄った。こういう店にくると品定めに時間食う優柔不断の次男、しんどなってきて周りに一杯飲める場所はないかと見渡してみたが、スィーツ専門店ばっかしでガックリ。

これもお馴染で、帰りの電車に乗る前に「いか焼き」の列に並ぶ。そのまま向いの立ち食い寿司の暖簾もくぐった。次男にとっては初めての店で、目の前の皿をなんぼでも取っては平らげていく。
阪神百貨店の地下にて増えた土産の「おかず」と「いか焼き」の入った袋をぶら下げて、長い西日に照らされながら帰宅。よく歩いた。朝から飲んでいたこともあるけれど、晩酌もソコソコですぐにくたばってしまった。でも感謝すべき疲れであることに間違いない。


あっ!かあちゃんもかな???( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
かあちゃんは、ポニョというより「腹の下のボテ」です(泣)。