都心に限界集落が増えつつあるらしい。実際には限界集落ではないのだが、近所付き合いの希薄な都会で、お年寄りが一人では暮らしていくことのできないケースが増えてるという。通常言葉の持つ意味は、若者が次々と都会に出ていき過疎化の進んだ集落で、老人ばかりが取り残され、これ以上生活を送るのは困難という状況を指すのだが、逆に、息子や娘が都心の下町から郊外にマイホームを構え、近所付き合いの希薄になった下町などに残されたお年寄りが、年々生活していくに困難な状況が進んでいると。
朝仕事に行く前に見たニュース番組の内容ながら、ふと、週末酒屋で見た馴染みの顔を思い出した。
馴染みのSさんは、70歳代半ばの大先輩。現役時分はデザイン関係の仕事をしてはって、昭和40年代から50年代にかけての、吉本のポスターとかも手掛けてはった人。言動の端々にちょっとインテリジェンス匂わすところはあるが、基本は大阪の勢いあるおっさん。現役を退いてからも濡れ落ち葉のようになることのない、酒屋で顔合わす馴染みのご近所さんのお一人。
時としてヘンコにヘソ曲げる時もあるが、大抵「おい、おニイ!お前最近痩せたんとちゃうか?向こうでちゃんとメシ食うてるか?」「そやねん、おれ、週末だけやねん、ごちそう食べれるのん。」ナドと気さくに話のできる、あっさりとした性格。しかし先週末に顔見た時は、妙に陰りのある眼でこっちを見る。なんか気にさわる振舞いでもしたかなあと思いながらも、別のおっさんとしゃべりながら、ビール2本だけ飲んで店を後にした。
考えると、Sさんは独身で長屋に独り暮らし。なんぼ勢いある口調で元気そうに見えても、心の内まではわからん。数年前、旧ロングハウスに住んでいた頃は、筋一つ違いの近所付き合いで、おすそ分けの分けあいに昼間でも顔合わす機会はあったが、最近ではそんなこともなくなって久しいな。
とりあえず、サダヲと銀次郎の散歩コースには、Sさん家のあるロングハウス通りも入れてみよか。
時としてヘンコにヘソ曲げる時もあるが、大抵「おい、おニイ!お前最近痩せたんとちゃうか?向こうでちゃんとメシ食うてるか?」「そやねん、おれ、週末だけやねん、ごちそう食べれるのん。」ナドと気さくに話のできる、あっさりとした性格。しかし先週末に顔見た時は、妙に陰りのある眼でこっちを見る。なんか気にさわる振舞いでもしたかなあと思いながらも、別のおっさんとしゃべりながら、ビール2本だけ飲んで店を後にした。
考えると、Sさんは独身で長屋に独り暮らし。なんぼ勢いある口調で元気そうに見えても、心の内まではわからん。数年前、旧ロングハウスに住んでいた頃は、筋一つ違いの近所付き合いで、おすそ分けの分けあいに昼間でも顔合わす機会はあったが、最近ではそんなこともなくなって久しいな。
とりあえず、サダヲと銀次郎の散歩コースには、Sさん家のあるロングハウス通りも入れてみよか。

