『 地球からろくぶんぎ座の方向に光の速さで125億年もかかる遠い所にある17個の銀河を欧米のハッブル宇宙望遠鏡で観測したところ、直径が約4000光年と非常に小さく、生まれたての銀河であることが分かった。愛媛大と東北大、米カリフォルニア工科大などの研究チームが都内で開催中の日本天文学会で26日発表する。
天文衛星の観測結果などから、宇宙は137億年前に誕生し、膨張し続けていると考えられている。同宇宙望遠鏡がとらえた赤ん坊銀河は125億年前の姿であり、地球がある銀河系や近くの銀河の最近の姿に比べると、数十分の一の大きさしかない。これは、銀河が生まれてから非常に長い時間をかけて合体を繰り返し、大きく成長したとの理論を裏付ける観測結果という。 』・・・
しかしよくそんなはるか遠い、想像もつかない遠いところの事柄が解る、というか見えるものですね。不思議なものだ。僕は子供の頃からSF好きで、その頃から宇宙のことには興味があったんですけど、だから若い頃などよく宇宙関係の本も読んだものですが、何せ頭の出来がよろしくないもので、知識としては身に着いていない。
宇宙開闢というか、宇宙が誕生したのが今から137億年前で、よくそんなことまでが解るものだと不思議だが、もし宇宙の果てが見えたとしたら、その見える光景は宇宙誕生時の光景である、ということだ。これも随分ややこしい理屈だ。もっと解りやすい例だと、地球が居るこの太陽系は誕生から46億年経つといわれるけど、もし地球から46億光年先の星が見えたなら、その光景は、地球がどろどろの塊りだったような太陽系誕生時の時代と同時期の光景を、その時代の星の明かりを見ていることになる。光速の理屈だが、思えばこれも不思議な理屈だ。
だからこの天文情報の記事の、ろくぶんぎ座の125億年前の光景は、まだまだ地球が誕生するずっとずっと前の光景である。太陽系の形すらない、太陽系の歴史の倍以上昔の光景である。それをハッブル宇宙望遠鏡が観測する。不思議な話だなあ。だって、過去の観測なんだもの、タイムマシン関係とリンクするような話だ。
前に読んだ本の情報の、頭に残ったあやふやな知識の片鱗で、素人考えすると、ブラックホールや中性子星はX線他多くの宇宙線を放出している。天体観測には、X線観測など宇宙線の観測から星を推理する観測方があって、多分、海王星や冥王星より向こうの遠くはその方法で観測してるんじゃないかと思うんだけど、ああそうだ、重力で観測する方法もあるんだよね。あれは重力波とかを読み取るんだろうか?解りません。宇宙のことは想像もつきません。太陽系外で比較的近くの、といっても実際にはとてつもなく遠いが、大きな恒星は星座などで見えるし普通の望遠鏡で観測できるけど、もっとずっと遠い星や宇宙の事柄は、ハッブル宇宙天文台のように放射線を見つけて観測するんだろう。これも想像が全くつかないけど。
今から137億年前にビッグバンから光速で拡がり続けて来た、果てしなく広い大宇宙に、無数にある銀河の一つの銀河系の中に無数にある恒星の中の、銀河系のほんの端っこに、小さく小さくある太陽系。その太陽系の中の地球から、無限の大きさの大宇宙を観測して推理する。宇宙から見た太陽や地球って、ホコリやウイルスとかよりもまだ微細なもの、ってイメージの世界ですね。
宇宙は不思議だ。


