『 薬局に押し入り向精神薬「リタリン」を奪ったとして、警視庁原宿署は10日、横浜市旭区今宿2の無職の男(29)を強盗と銃刀法違反(所持)容疑で現行犯逮捕したと発表した。うつ病で病院に通い、約10年前から医師に処方されたリタリンを服用しており「厚生労働省が適応症からうつ病を外し、手に入らなくなったので奪った」と供述しているという。 』‥
○リタリン服用で父親殺害、2審も無罪
『 自宅にいた父親=当時(69)=を刺殺したなどとして、殺人などの罪に問われた元アルバイトの長男(43)の控訴審判決公判が10日、東京高裁であった。植村立郎裁判長は「リタリンを大量に服用した副作用で、善悪を識別する能力を失っていた」と心神喪失を認定して無罪を言い渡した1審東京地裁八王子支部判決を支持し、検察側の控訴を棄却した。 』‥
リタリンという薬が一般的ににクローズアップされたのは、昨年からですよね。それまで僕は、こんな薬があるなんて知らなかったもの。ひょっとしたら、以前、名前くらいは聞いたことがあって、忘れていたのかも知れん。知らなかったけど、リタリンて薬は、何と1958年より販売されているらしいですね。昔は目立った事件が起こらなかったのかなあ。何か事件が起こっていても、この薬の過剰摂取のせいだと、特定されなかったのか?
リタリンは日本でのみ唯一、うつ病の治療薬として認められていたらしい。向精神薬の一つで、リタリンの主成分である、メチルフェニデートは中枢神経刺激剤ということで、覚醒剤の主成分であるアンフェタミンに薬剤効果が似ているらしい。
昨年、この薬がクローズアップされたのは、新宿歌舞伎町の東京クリニックが乱用するように、簡単に患者に大量処方していて、患者の保護者など患者サイドから、強い薬物依存の副作用でクレームが相次ぎ、公共機関が立ち入り検査に入って、インターネットで診察無しに処方して簡単に宅配したりしていたことも解って、院長は逮捕され病院は閉鎖になった、という事件からですね。京成江戸川クリニックも同様に挙げられていた。
依存性が高くて常用者はだんだん増量するようになり、いづれ何十錠も服用するようになる人も居るんだとか。自殺者も出てるし、今まで小さな事件はいっぱいあるんじゃないかなあ。
7日に強盗に入って逮捕された男は、統合失調症だと書いてあったが、統合失調症って前の精神分裂症だとばかり思っていたが、うつ病も統合失調症の中に入るのかなあ。専門的なことは解らないけど。
リタリンは、覚醒剤に準ずるような薬みたいで、怖い薬ですねえ。脳内のドーパミンに作用して、気分を高揚させるような効果があるんでしょうから、そこまで強い作用はないんでしょうがコカインや覚醒剤に似ている。多量摂取の常用には幻覚・妄想の副作用もあるんだとか。
10日、東京高裁で無罪判決が出た父親殺しの事件は、リタリン70錠を一気に服用した長男が、自宅で父親の口にドリルを突き刺して殺害した、という、2年前の恐ろしい事件なんですねえ。要するに、薬剤過剰摂取で心神喪失状態での犯行と、無罪判決が出たんでしょうが。
ナルコプシーという奇病は昔から聞いて知っていたけど、ADHDという障害やナルコプシーの特効薬として必要な薬剤ですが、むやみに出回らないように医療・薬剤関係は厳しく取り締まってくれないと、青年層とかドラッグに走りやすいし、闇社会もあるし、警察も充分気をつけて欲しい。

