こんにちは、奥山です。
11月も半ばになり、KBSでは選択授業が大詰めを迎えている頃ではないでしょうか。
また、IP先の各校でも期末に向けて忙しくなり始めていることと思います。
さて、前回で一旦終了した
恋愛留学編ですが、
忘れられないイベントがもう一つあったので、番外編として投稿しようと思います。
夏のトロントは日が長く、20時過ぎでもまだ明るい日々が続いていたある夜、私は学生寮の友人達といつものパブへ飲みに行っていました。
以前の日記でお伝えした通り私の学生寮には中南米からの留学生が多く、
見た目は中東、ノリは大体中南米な私としては
特に違和感無く彼らに溶け込んでおり、その中でもブラジルから来ている
ナターリアと一緒に飲み会の企画をすることが多かったです。(冒頭の写真はその
ナターリアです。)
この日も
いつも通り暴動に近いだけで、特段変わったことは無い飲み会でした。
・・・別のお客さんグループが話しかけてきたこと以外は。
話し始めたきっかけは全く覚えていませんが、きっと飲んで騒いでいる内に意気投合したのでしょう。
その別のお客さんグループとも一緒に飲み始め、トロントの夜を満喫します。
すると、その内の一人が私にこんなことを
ささやき始めたのです。
「私は結婚して子供も二人いるわ。そう、上の子は6歳で、下の子はまだ2歳。とても可愛いわ。
あなたは?そう、まだ独身なのね。
カナダはどう?日本と比べて楽しい?
色々と違って、困ってることもあるでしょう?何でも助けるから言ってね。」
この辺りまでは、
特に変わり映えのない普通の会話です。
異邦人を気に掛けてくれる
ナイスなカナダ人という印象です。
スキンシップが
通常の3倍程度、多いだけです。
しかし、段々と
ささやきの内容がおかしくなってきます。
「いつもこのパブで飲んでるの?確かにこのパブはあなたの語学学校から近いものね。
けれど、トロントにはもっと色んな場所があるわ。あなたはそこを経験すべきよ。
私は美しい場所を知っているわ。
あなたをその美しい場所へ連れて行きたいの、今すぐに。」
ちなみに最後の部分は
直訳です。(
「I wanna take you to a beautiful place, right now.」と言われました。)
そして
畳み掛けるように二の句を告げてきます。
「確かに私は結婚もしているし、子供もいるわ。そう、二人ね。
けれど、その美しい場所は本当に美しいの。
あなたはそこへ行くべきだし、私はあなたをそこへ連れて行きたい。
これって、とても自然なことじゃない?」
ちなみに最後の部分はやはり
直訳です。(
「It's natural, don't you think so?」と言われました。)
これが作り話だったら、私は即座にその
「美しい場所」という
「美しい」以外に全く説明がされていない場所へこのカナダ人と一緒に行き、
即日国際結婚。
義理の子供となるジョニーとステファニー(共に仮名)を連れて
KBSに凱旋帰国し、
「パパは君達を世界で一番愛しているよ」とジョニーとステファニーに
毎日語りかけるところです。
ただしこれは現実。
作り話とは違います。
唯一にして最大の相違点は、このカナダ人が
ゲイだったことでしょうか。
その為、上記のセリフは全て、
「俺は結婚していて子供もいるが、君を何が何でも美しい場所へ連れて行きたいんだ、今すぐにね。ウホッ!」
「そうだ、いいこと思い付いた。一緒に美しい場所へ行こうじゃないか!」
といった
不愉快極まりない感じになります。
渡航前、日紗子さんや藍ちゃんから
「アイアンパンツ(=鉄のパンツ、転じて強化貞操帯)を絶対持っていくべきよ!」と散々言われていましたが、
この時ほど真剣にアイアンパンツの必要性を認識したことはありませんでした。
しかも途中から
彼が上着を脱ぎ出して上半身はタンクトップ一枚だけとなっており、
美しい場所へのカウントダウンが既に始まっております。
一刻一秒を争う事態です。
(人間の尊厳的な意味で)生命の危機に怯えながら必死に考えた結果、
都市生活で失われたはずの本能が私に出した答えは、
「会計の際に何らかの理由でもめて別れ、今後二度とこの店へは来ない。」というものでした。
そして実際に、
「お前が飲みすぎたせいで金額が大きくなった!」という、
理由にならない理由で怒り、最終的には
「Don't bother us! Get out!」とケンカ別れすることに成功しました。(ちなみにこのフレーズは、IPでKBSへ来ていた
エスターから教わったものです。
ありがとう、エスター。君のおかげで
大切な何かを守れました。)
ちなみにこの間
ナターリアは全然こちらのことを気にせず、下記の写真の様に楽しく他の友人達と騒いでいました。
ナターリアと
サラのデュエットです。スペイン語の歌を歌ってました。
IPへ行かれた他の方々が、今回のような事件に巻き込まれていないことを祈るばかりです。
以上で
語学学校編の日記は終了です。
次回からは、
ビジネススクール編を投稿していきたいと思います。
宜しくお願いします!
次回奥山記事予告:「オリエンテーション合宿」