私の本棚

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No,3 『長い長い殺人』

2006-05-20
book.gif 『長い長い殺人』 ★★
宮部みゆきの文庫本「長い長い殺人」を読みました。

彼女の作品は、「理由」もそうだったが、大勢の人物が登場する。
それが段々と織りなす綾のように繋がっていく。

面白かったのは、物語の進行を語るのは ”財布”なのですよ そう、あのお金やカードやメモなどを入れていつも持ち歩いているあの ”財布”なのです。
それぞれの登場人物が持っている財布が擬人化されて持ち主を観察しながら語っていくのです。

”財布”の目は正直で 辛辣でどれもうなづけるのです。
もしかしたら、私の財布もあんな風に常に私を観察してるのかなぁとシゲシゲと眺めてしまいました。
Posted by k_toi at 21:29:25Comments(4)TrackBack(0) │その他

No,2 『アンボス・ムンドス』

2006-05-13
book.gif  『アンボス・ムンドス』 
意味不明の題名と帯に書かれた「一日前の地球の裏側で、あなたを待っています。」の活字にひかれて読んでみました。

題名の「アンボス・ムンドス」とはスペイン語で両方の世界とかふたつの世界とかいう意味らしく、最後の短編の題名になっています。

私、この作家さん男か女かわからない。
どの短編も女の深層心理のようなものが描かれているのですが、どれもちょっとうなずけて、ちょっと息苦しいのですよ。
でも登場する人物はまさに生身の人間、その生臭さをばサッと切るから、息苦しいのかも知れない。

中でも短編の一つ、「毒童」はオカルトの匂いがしました。
そんなこと有り得ないと思いつつも、ひょっとして人間の持っている潜在能力かもと思ったりもして…
Posted by k_toi at 14:26:47Comments(2)TrackBack(0) │その他

No,1  『明日の記憶』

2006-05-06
book.gif  『明日の記憶』 ★★
堤 幸彦監督で映画化され話題になっている萩原 浩著の「明日の記憶」を読みました。
第18回山本周五郎賞を受賞したこの作品は、若年性アルツハイマーがテーマ。

第一線で働き盛りの男性が病を受け入れるまでの心の葛藤が丁寧に描かれている。
現在はボケとか痴呆という言葉を使わないが、最初にこのテーマで書かれた 有吉佐和子の「恍惚の人」は今も私の本棚に少し茶色くなって並んでいる。

記憶が無くなる、人格が壊れる、想像するだけでも不安になるこんな事態になっても人間はどうにかのり越えていくものだなぁと読んだ後、少しほっとする。
それは、何もわからなくなった主人公が夕暮れの山道で出合った女性が何となく心細そうにみえて思わず”夕日がきれいですね”と言葉をかける。たとえ記憶はなくなっても、夕日がきれいという 感情はなくならないでよかった。
その女性は長年連れ添った彼の妻だったのだけれど…。
Posted by k_toi at 12:02:30Comments(4)TrackBack(0) │その他

■ はじめに…

2006-05-06
book1.gif 部屋の壁に作り付けの本棚には400冊ぐらいの本が埋まっている。
夫が元気な頃、仕事の関係で資料などに集めていた本や、知り合いの作家から貰い受けた本など専門的なものも多く、私はその一割も読んでいない。
でも、私は本が好き。
読み終わったものを貰ったり、本屋でつい題名につられて買ってしまったり、様々な受賞作や、推理小説、ノンフィクション、時代小説、エッセイなどなんの脈略もなく、なんでもありで読んでしまう。
バックの中に本が一冊はいっていれば幸せという感じ。

世間には1000冊もの本を毎日読破した「千夜千冊」というすごいサイトや、
1人の作家を徹底的に追い続ける「宮部みゆき論」などと云うサイトもある。
「わたしの本棚」は表題のごとく「気の向くままに」に読んだ本の感想を私なりにちょっとだけ記して、他の人の感想や異論など聞けたらいいなと思うのです。

これから先、一体何冊の本が読めるかなども楽しみにしながら・・・。
Posted by k_toi at 11:41:53Comments(0)TrackBack(0) │その他
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読んでみました。
心にナイフをしのばせて
読んでみました
うらなり
読んでみました。
押入れのちよ
読んでみました
薬指の標本
読んでみました
赤い指
読んでみました。
コーランを知っていますか
読んでみました。
イッツ・オンリー・トーク
読んでみました。
アホウドリに夢中
読んでみました。
海馬―脳は疲れない
読んでみました。
ウルトラ・ダラー
読んでみました
長い長い殺人
読んでみました
アンボス・ムンドス
読んでみました。
明日の記憶
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