世界中の人達の嗜好品「コーヒー」に関わる国々の一端についての映画。コーヒー産地の農民に支払われる価格は、コーヒーの小売価格の0.1%程度に過ぎなくて、そのおかげで食料の購入にさえ事欠く有様で、子供の教育なんて全く不可能だ、WTOやIMFや世界銀行が押し進める強い者がさらに富んでいくグローバル経済なんてクソ食らえ、とゆう感じの映画です。映像的には並、内容的にも物足りなさが非常にある映画ですが、珈琲という非常に身近な商品が題材となっていますので、世界の現状について理解しようとするきっかけわ与える一本ではあると思います。
元植民地の国々が旧宗主国の企業から単一作物の栽培を強制され、現地の人々はその作物を買い取る大企業の奴隷のような存在にされている、という事態は世界中で起きていることです。先進国と言われる国々の自由と発展の足元には、なんとも多くの不公平と屍が累々と横たわっていることか。
以下、映画HPより転載
1998〜99年、喫茶店(東京)のコーヒー1杯の平均価格が419円(総務庁統計局の調査)の時に、タンザニア産(「キリマンジャロ」)コーヒーの生産者価格から焙煎豆価格を調査したデータがあります(辻村英之『コーヒーと南北問題』日本経済評論社、2004年)。その価格構成(概算)を以下に掲載いたします。
タンザニアのコーヒー農家 0.4%(1.7円)
タンザニアの流通業者・輸出業者 0.5%(2.1円)
日本の輸入業者・焙煎業者・小売業者 8.2%(34.4円)
日本の喫茶店 90.9%(381円)