植木屋の後、日仏会館に講演を聴きに行きました。
グローバル化が進む中で、国民・国家の外枠を作ってきた「国民の物語」に綻びが生じ、グローバル化以前から国民の中に存在していた、個人々々の立場の相違による個々の物語・記憶の違いが表に浮上してきた。それが国民と国家を統合してきた仕組みを解体しつつあり、個人と同じく国の一部として均一になっている地域の復活も起こりつつあります。日本で言えば、東京・名古屋・大阪の世界クラスのメガシティに暮らす6000万人とそれ以外の都市に吸い上げられ衰退していく場所に暮らす6000万人がまったく別の考え方をするのは、当然のことです。
国の誕生に使われた暴力によって流された血を「忘却する共同体」が国家であると、エルネスト・ル・ナンが述べたそうです。しかし、忘却していた過去は甦り、被害側は、加害側が起こった真実を認めることを求めてきます。加害側が過去を認め、受け入れる事で、和解と協同への一歩が始まります。
とか色々。ヴィヴィオルカさんはフランスの人なので05年のフランス暴動やサルコジの話、戦争が日常となった世界、なんかを重点的にしてました。