折角ここまで来たので、水俣まで足を伸ばしました。
ユージンスミスが撮った水俣は世界中のドキュメンタリー写真家が知ってる名作ですし、石牟礼道子さんの苦界浄土、土本典昭監督の水俣シリーズ、そんなこんなで、やって来ました。
チッソが不知火海・水俣湾に垂れ流した有機水銀を大量に含んだヘドロを封じ込める為に埋め立てられた地、水俣湾。東京ドーム17個分にも及ぶ埋立地に作られている
水俣病資料館に行ってみました。
企業が、営利を追求すること、人が便利さを追求することの、裏側にある被害の果ての無いような甚大さ。ひたすらに利便性を突き詰めていく文明と、それにどっぷり漬かっている自分と。広島のような戦争という非日常を突きつけるのでなく、忙しく日常を暮らしている中で、水俣のような場所を世界中にばら撒きつづけていること、何か根本的なものを忘れとらんか?全く好い事は書けませんが、水俣とは文明に対して根源的な問いを突きつけてくる場所じゃあないでしょうか。是非、色んな人にこの場所を訪れてもらいたいです。この地の美しさと、普通さと、悲惨さと、いろんなことを考えて欲しいです。
水俣はほんとに美しい土地で、温泉も湧くし、桜はきれいだし、魚もたんと捕れた、暖かいし、なんと言っても海が素晴らしく美しい、暮らしいいそんな土地なんだなあ、と来てみて思いました。
最後に今、水俣に産廃処分場が作られようとしています。是非こちらをご一読下さい。