土田ヒロミのヒロシマシリーズの最新作です。今まで、「ヒロシマ1945−1979」で原爆の子に被爆体験を書いた子供の35年後の姿を撮り、「ヒロシマ・モニュメント」で原爆投下時から広島市内に残っている場所を80年代と90年代に撮り、「ヒロシマコレクション」では平和記念館に収蔵されている被爆品を撮りました。その作者が今回は原爆の子のその後、と2005年の8月6日の平和公園の様子のカラースナップが一緒になって展示されています。体験者としての被爆者の60年の重みと想像することしかできない平和集会に参加して、反戦アピールをしている人達の軽さ、その両相の対比が現代を炙り出している、そういう写真です。被爆者という存在に長年関わり続けることで、やっと表現できる、そういう写真です。
私的な視線でヒロシマを撮った
Guillaumeの
サイトを併せて見ると、写真家の個性が判って面白いと思います。
銀座ニコンサロン 7/24 (月)〜8/5 (土)
大阪ニコンサロン 9/14〜9/26