400年の時を一気に越えて、現代美術の展覧会です。
カルティエの芸術財団が20年に渡って集めてきた現代美術作品から、選んで展示しています。
近代以前には、美術品は貴族や一部の商人の為のものでした。また、写真が誕生する以前には現実(肖像画、風景画、彫刻)を如何に再現するか、が主目的でした。そして、製作者とモデルの間の個人的な関係が作品に反映されていました。
一方、鑑賞者が不特定多数であり、単に現実を再現する、というのは機能はフィルム(止まった写真・動く映像)等の専売になっている現代では、個人と世界の関係性を表現したり、世界の捉え方を間接的に表現したり、はたまた、現代を皮肉ったりと、複雑になる一方の社会を?どうやって表現するのか?に苦闘してきました。
現代美術って、よくわからない!という方は結構いると思いますが、この展示は各作品の質が高く、表現の幅も広い展示なので、色んな方が気軽に楽しめる展示だと思います。
東京都現代美術館で7月2日まで。