妄想1
2006-05-26
友達の家に行って、思いつくままに、三つの子供にこんな話をしてました。続きをまた考えてみようかしら。
むかぁし、むかぁし、人も動物も同じ言葉を話していた頃のお話しです。青い、青い、空と区別できないぐらいの青い海がずうっと果てまで広がっている、そんな海の中にぽっかりと浮かんだ小さな島がありました。歩いて1時間もすればぐるっと同じ場所に戻ってきてしまうような、そんな島です。
「ねえ、泳ぎにいこうよ!」
「大ちゃん、ちょっと待ってよぅ」
と亀さんが言えば、早く、早く、と言いながら、イルカさんが大ちゃんを乗っけるべく背びれをぶるっとふるわせていたしてます。
大ちゃんとイルカさんが、沖の方まですいすいと二人しておよぎっこをして、帰ってくる頃に、一生懸命追いつこうと泳いでいる亀さんに会って、また3人でもぐりっこしたり、イルカさんの背中に乗って飛んでみたり、一緒にさかなをとったりと、大ちゃんは友達たちとそんな生活をしてました。
いつものように、大ちゃんとイルカさんがとおくまで泳いできたときに、海の中にいままでみたことがないような、木を組んだものがぷかりぷかり、と漂っているのをみつけました。おや、なんだろ?家かな?大ちゃんは自分が住んでいる家以外に人が作った物を見たことがなかったからそう思ったようです。初めてみる物が珍しくって、木の上に登ってみようとしました。イルカさんには手足がなくって、あがれないので、ねえ、もっと泳ごうよ、水の中で遊ぼうよ、と大ちゃんを止めようとしましたが、大ちゃんは、泳いでるより面白そうだ、と水から上がって木の上に立ってみました。
Posted by inamiyaphotos 22:31:58 │Comments(0) │TrackBack(0)
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