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日本のドキュメンタリー写真の先駆者

2006-04-27

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日本の誇る世界の写真家、濱谷浩です。彼については、「濱谷浩写真集成」の地の貌に書いてある、エルンスト・ハースの序文が、全てを語っていると思いますので、それの一部を引用いたしましょう。
 われわれの生命と感覚にはかぎりがある、小さきもの大きなものなら見ることもできるが、極小と極大、ましては絶対的な全体は人知の及び得ぬものである。だから、われわれは部分の中に全体を求めるほかない、写真とはこの全体を形作る部分なのだ。濱谷は全体を抱きとろうとして生きてきた男である。しかし、全体に手を触れようとすればするほど、わが腕のあまりに短く、360度の地平を抱き取り得ぬことを識ったのだ。だからこそ、かれはカメラを手に執った。50年前のことである。濱谷は交響楽的手法で、この楽器を奏でた、翻訳を必要とせぬ、目に見える言葉として。彼の主題は人間と自然である。
 かれは自然を考えるのではなく、自然を感じ、自然と化した、こうした天衣無縫は人の達し得る高度の抽象段階である。
 
どうです?彼の写真を見たくなりました?残念ながら彼は、彼の死の直前にオウム事件が起き、人間が信じられなくなったということで、遺言でもって写真の使用を禁じてしましました。その為図書館で借りるか、古本屋で探すか、でしか写真を見ることができません。代表作には、雪国、裏日本、濱谷浩写真集成、があります。土門拳も木村伊兵衛も良いですが、私は濱谷浩が一番好きです。彼は87年にハッセルブラッド賞を受賞しています。

Posted by inamiyaphotos 15:40:45 │Comments(0)TrackBack(0)

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foaf プロフィール

プロフィール
名前 稲宮 康人
e-mail photo_inamiya@yahoo.co.jp
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職種 その他
生年月日 1975 / 3 / 26

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