今まで読んだ海外小説で特にお薦めの本をのっけてみます。どれも文句無し!に面白いですから、とっつき難いとは思いますが一度読んでみて下さい。
一人の女性の人生が台湾・日本・中国の歴史と絡み合いながら物語が進んでいきます。人生と歴史と物語が融合した世界小説です。今まで読んだ中でも特に押す一冊です。
世界中の人間の目が見えなくなっていったら、世界はどうなっていくのか?という奇抜な発想を出発点にした物語。とにかくページをめくる手が止まらないです。
元チリ大統領サルバトール・アジェンデの姪である筆者が病床の娘に書き綴っていく半生と娘への愛情。読み終わって、暖かいものが心に残る一冊です。
イタリア山岳地帯の描写がすばらしいです。読みだすと、氷点下に凍った大気を紙の中に閉じ込めたかのような自然が目の前に広がっていきます。愛玩の対象としての自然でなく、人間もその中の一部である自然がそこにあります。
対象年齢は小学高学年からのファンタジーですが、むちゃくちゃ面白いです。私は一冊読んでみたら止まらなくなって、一週間で全部買って読んでしまいました。ただの冒険小説としても一級ですし、筆者のいわんとしている処を汲み取っていけば、何歳になって読んでも得るトコのあって、新しい発見がある小説です。
文章に写真を組み合わせ、独特の世界を組み立てている作家です。読み進めるにつれ目眩を起こさせるような現実と物語の狭間に落ちていくような不思議で絶妙な感覚を味わえます。
もし、何もかも厭になって、死にたい。なんて思ったら読みましょう。まあ、そこまで落ちていなくても、なんだか最近つまらん、と思ったら読んでみて下さい。
Posted by inamiyaphotos 21:23:38 │Comments(0) │TrackBack(0)