核軍縮決議案
2009-10-19
日本は15日、核廃絶に向けた核軍縮の必要性を訴える決議案を国連総会の第1委員会(軍縮・安全保障)に提出した。オバマ米大統領が主宰して「核兵器のない世界」を目指す決議を採択した9月の国連安保理首脳会合や、米ロ間の核兵器削減交渉の動きを歓迎する内容が盛り込まれており、ブッシュ政権下では反対を続けてきた米国が初めて共同提案国に加わった。
決議案は94年以来、日本主導で毎年提出され、今年は米国を含む41カ国が共同提案国に名を連ねた。例年、賛成多数で採択されてきたが、米国はブッシュ政権時代の01〜08年、米国が批准していない包括的核実験禁止条約(CTBT)への早期批准が盛り込まれていることなどを理由に反対を続けていた。
今年の決議案には(1)CTBTの署名・批准による早期発効(2)来年の核不拡散条約(NPT)再検討会議の重要性と条約の前進(3)透明性のある方法での核兵器の削減(4)ジュネーブ軍縮会議の作業促進(5)対北朝鮮制裁決議の履行の重要性と6者協議の早期再開――などが盛り込まれた。
会見した須田明夫・軍縮大使は「日本が提案してきた決議には、(『核なき世界』を提唱した)オバマ大統領のプラハ演説の重要な点がほとんど含まれている。我々が主張してきたところに米国の政策が近づいて、賛同してくれたとの理解だ」と述べた。
決議案は月内にも委員会で採択され、年内に国連総会で正式に採択される見通し。
朝日新聞
最初に一歩って感じだね。