三菱化学は、次世代素材を使った電動アシスト付き自転車を開発した。鉄より軽く強度がある自社製の炭素繊維をボディーに使ったほか、駆動源の太陽電池とリチウムイオン2次電池、ライトのLED(発光ダイオード)などでも、自社の先端技術を活用した。
1回の充電で100キロメートル走行できるという。商用化は未定だ。
同社は2007年10月、機能化学本部の30代メンバーを中心に、自社技術の可能性を探るプロジェクトチームを結成した。
砂漠化の解消や食糧問題の解決などもテーマに上ったが、実用化への道が近い自転車をテーマに開発を進めてきた。開発に関わった炭素事業部の伊藤勝之課長は「環境やエネルギー問題を、社会全体で考えるきっかになればいい」と話す。
4月には、経済産業省の公募モデル事業にも選ばれ、事業所のある三重県などと、低炭素社会の実現を目指していく。
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