上唇の上側が肌で最もクリームを吸収する部分だそう。この部分を潤わせておくことが、若々しくふっくらとした目元を演出する。いわゆる梅干し唇にしないコツと言える。そして、余程乾燥していない限り、Tゾーン(額、鼻筋、あご)は、余ったクリームをつける程度で充分。この歳でもだ。
巨人倍増
ここに多くつけてしまうとベタつきを感じて、クリーム嫌いになってしまうことも。私自身、若いころは、オイリーの敏感肌で、仕事がら高額のクリームを頂き、つけた翌朝にデカデカとしたニキビを作ってしまった経験がある。それ以来、クリームはコリゴリだったのだが、今やクリーム大好き人間だ。ただ、その日の肌状態をチェックしながら、つける場所や、量を変えている。例えば、冬で乾燥している屋外に一日中いたような日は、顔全体に肌がテカるくらいにたっぷりつける。そうすると、翌朝は肌が驚くほどしっとりするのだ。例えば夏で、すでに肌がしっとりしているような日は、額にあるシワの周りと目の下、唇の上側にしかつけない。それでもこの年齢になると、クリームは欠かせない。翌朝の肌状態、お化粧のりが全く変わってきてしまうからだ。私か、同年齢の人に比べてシワが少ないと言われるのは、洗顔とクリームのおかげだと思っている。
親しい牧師先生から、こんなお話をうかがったことがあります。結婚式を迎えたカップルが、教会でリハーサルをしていました。長いあいだ立ちっぱなしだったので、先生はドレスを着た花嫁に「おかけになったらどうですか」と着席をすすめました。何度か声をかけましたが、彼女は「大丈夫です」と答えるばかりで一向に座ろうとしません。
威哥王
「挙式までに疲れてしまいますよ。ぜひお座りなさい」と強くすすめたときのことです。彼女はすまなそうに答えました。「今日、私たちを祝福してくださるみなさんに挙式中のほとんどのあいだ、私の後ろ姿を見せることになります。今腰かけてしまって、シワのついた後ろ姿をお見せするのは申し訳ないと思って……」先生は、なんと心映えの美しい女性だろうと思われたそうです。