失恋などしないにこしたことはないのですが、ときには「失恋する」こともあるものです。今回は失恋の見極めどきについて考えてみようと思います。
困ったことですが、たいていの女性は「この人と別れてもいいかなあ」と思っても、それをことばにせずに、微妙な態度であらわして、彼に察してほしいと願ったりします。微妙な態度というものは、ほとんどの男性には通用しないにもかかわらずです。ですので、女の子が具体的にどんな態度をとるか挙げてみましょう。
・スカートをはいたり、ワンピースを着てデートに来なくなった。あなたの前でおしゃれをしなくなった。
・自分のことをあまり話さなくなった。以前は「話を聞いてくれない」と怒ったりしたのに、最近はそういう文句をいわなくなった。
・前は土日デートをしていたのに、土曜日か日曜日のどちらかしか会わなくなった。
・留守電にメッセージを残しても返事がかえってくるのが遅い。もしくは、こちらから再度、電話をかけるまで何の音沙汰もない。
・職場の身近な男性の話題を持ち出したり、あなた以外の男性をほめたりする。
・あなたの行動やスケジュールに、あまり関心を持たなくなる。前は「出張」というだけで「さみしい」といっていたのに「ふうん」と無関心。
・約束をドタキャンする。でも、言い訳はけっこう巧妙。
・あなたと会っているのに、やたらと「疲れた」「のんびりしたい」的なことをいう。
また、彼女がひとり暮らしをしている場合、あなたが来るのに、部屋を片付けなくても気にしなくなったとか、手料理をふるまってくれなくなった(もしくは、手抜きをしている)というようすが見られたら要注意。そのくせ、外出しようともせずゴロゴロしているばかりなのはかなり問題です。
こうやって箇条書きにしてみると、
「ぜんぜん微妙な態度じゃないじゃん。ここまでされて気付かないヤツはかなり鈍感なんじゃないの」
と思われる男性は非常に多いことでしょう。けれど、恋する男性は本当に気付かないことが多い……というかあえていいほうに考えようとしちゃう傾向が強いのです。
たとえば、彼女がおしゃれしてこないのも、オレの前ではリラックスしてくれてるんだ、と関係が安定しているようにとらえたり。会う回数が減ったり、あなたのスケジュールにとやかくいわなくなったりしたのも、仕事の忙しさを理由にやれやれ助かったくらいに考えたり。
とにかく男性は「付き合ってるから大丈夫」と安心しがちなようです。一度、恋人同士になってしまったら、ずっとその関係でいられると錯覚しているかのようにみえます。そして、男性は他の女性を好きになったり、付き合っている彼女を「なんか違う」と思ったりしたとき、それでもガマンして恋人との関係をつづけていこうという思いは希薄だったりします。
ところが、女の子の場合、他に好きな人ができても、その彼が自分のところへ来るまで、あなたを「何か違う」と思っても、次の彼氏ができるまで、ふたりの関係を細々ながらキープしようとすることがあるのです。そんなに好きじゃない彼氏もいないよりはまし……といったところです。
某コンピューターメーカーで働く知人(35歳、男性)は、彼女にふられそうになったら自分から先にふってしまうといいます。
「オレ、プライドが高いから」
というのがその理由だそうです。フシギなもので、彼が先手を打ってふってしまうと、それまで明らかに彼に対して冷淡になっていた彼女のほうがあわてふためいてしまい、別れた後も何かと電話をかけてきたり、相談を持ちかけてきたりと接触を試みてくるようです。
「電話かかってくるとついつい会っちゃうんだよねえ」
と彼はいっていました。
これは、まさにキープしようとしていた彼に先にふられてしまった困った状態に陥った女の子の取る手段。週末ヒマになっちゃったとき、さみしいときに、ふたりで会ってくれる男の子がいるとホッとするというやつです。でもって、次の彼氏ができると平気で別れ話を持ち出したり、音信不通になったりするのですから、女の子って残酷です。
というわけですので、彼女がいるからもうがんばらなくていいんだと手を抜いたりせず、彼女がいるからこそ、女性の「微妙な態度」を見極める力を身に付けるようにするといいような気がします。もし、今、失恋しそうになっている人がいらっしゃったら、夏に失恋するより、冬、失恋するほうがつらい。このことばを教訓に強く生きていってほしい気持ちでいっぱいです。
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