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●イエス

2007-04-01

ロック小僧の辿る道は"ハードロック"の山を越え、次に"プログレッシブロック"の山が見えてくる。
"パープル"、"ZEP"を聴き尽くしていた僕等は、ちょこちょことその周辺を漁り、ここからおきまりでプチプログレ志向になった。

"T弥"の兄貴が友達に借りている、という「イエスソングス」と「こわれれもの」を録音してもらった。
前者は3枚組みライブで長すぎて入門編としては消化不良だったが、後者は演奏時間がコンパクトでイイ(解りやすい)曲がそろっていた。

なかなか良いんじゃないかい!と専門誌で最も評価の高い「クロ−ス・トゥ・ジ・エッヂ」を購入。

Close to the Edge


これがまた長い曲だけだった。A面1曲(アルバムタイトル曲)、



B面2曲の計3曲だもの。
プログレッシブ・ロックとは、まず"曲が長い"ものだと理解した。

インストゥルメントプレイヤーは4人とも演奏能力が非常に高そうだと、漠然と思った。
ドラムス"ビル・ブラッフォード"はオカズ王。、
"クリス・スクワー"のベースの音は雷のように"ゴロゴロ"とした、当時としては特異なものだったし不思議なベースラインだった。
FMで渋谷陽一氏が「計算尺でリズムを割り出しているらしい」とつまらないジョークを言ってたが、それくらい緻密な演奏ということだね。
風呂上りに大音量で聴くと、結構スッキリ爽快な気分になったコトを思い出す。
鬱憤を発散できる新ジャンルの開拓となった。
起承転結、メリハリがあり、聴くたびに新しい音の発見があり、未だに飽きがこないのだ。

ただ最初の内はこれまでの"ハードロック"のそれとの違いが大きかったせいか、ボーカルの"ジョン・アンダーソン"の声質になかなか馴染めなかった。
ただ長い曲の中でボーカルパートの時間は少ないので繰り返し聞くことができた。
すると、そのうちに慣れてしまい、演奏の一部として聴くことができるようになったのだと思う。

これがポップス系では絶対にそうはそうはいかない。
相性が合わないといくら売れていても、二度と聴きたく無いボーカル曲は山ほどある。
逆に多少ヘタッピでも、相性が合えばそれもまた良しなのだ。

次作「海洋地形学の物語」もなかなかの秀作だと思う。

海洋地形学の物語

これもダブルアルバムで1面1曲、計4曲の長尺ものだけだが、オープニング曲の"ジョン・アンダーソン"のボーカルはお経の様な、ラップ風でカッコいい。

「イエス」のアルバムジャケットの多くは"ロジャー・ディーン"が担当している幻想的なものが印象深い。
プログレ系の他アーティストの作品もあるが一目見れば直ぐ判るデザインだ。

Posted by curodo 19:42:11 │Comments(0)TrackBack(0)

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