僕らが"ZEP"にのめり込んでいた頃、"T弥"は兄貴の影響で「エリック・クラプトン」を仕込んでいた。
まずは「クリーム」。
だが、ず〜っと食べ物のクリームの意味かと思い込んでいた。
"最上の"という意味だった。
洋楽を聴いいても英語の学習にはほとんど役立てていなかった。小林克也さんとはエライ違い。
それで、既述の「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」(デ.デ.ド.デッ。デ〜ン.デ〜ン.デ〜ン.ドゥダ〜ド.)という超有名なリフの曲。
「フレッシュ・クリーム」の収録曲。これをカセットに録ってもらった。
高校に入ってバンドを組んだが、とりあえずこの曲からコピーした記憶がある。
"M茂"はグレコのレスポールモデルで、あのこもった音色の"ウーマン・トーン"の研究をしていた。
彼は結構そんな風にシコシコやるのが好きだった。
もっともギタリストはシコシコ好きで無ければ上手くはならない。
大学時代には大雑把な性格のギタリストもいたが、いつも弦ばっかり切っていた。
僕はというと、簡単そうなラインの曲ほど放心状態になり最後までやるのは正直キツかった。
ノリやグルーブ感なんてモノは未体験だったから。
この曲、ドラマーには更に辛かった。
ドラムスの"K稔"は「少林拳の部活後の練習で腕が疲れているせいだ」と言ってたが、それは違うと思う。
いつ叩いてもインディアンの太鼓にしか聞こえなかった。
結局、この曲はボツになった。