すちゃらか見聞録 in England

お気楽主婦と子パグさすけのすちゃらかな英国生活♪

『グエムル』

2006-09-27
グエムル』、この前、出演俳優たちが来日して、
プロモーションしていたときに、テレビで見て、
出演している俳優たちの顔ぶれに、
見たいな〜とは思っていたものの、
怪獣かあ・・・と思い、なかなか見に行けずにいた。
『エイリアン』とか、『ジョーズ』とか、苦手なんだな・・・

しかし、この前の韓国語の会話の時間のあと、
クラスメートが、見に行ったと言っていて、
その話を聞いて、ちょっと、見てみたくなった。

今日、用事で、天王寺へ行ったので、
フェスティバルゲートの動物園前シネフェスタで、
上映中だということで、ついでに見に行ってきた。
レディスディだしね。
(『グムエル』のあと、同じ劇場で『ウルトラマン』やるみたいで、
出ようと思ったら、ちびっ子がいっぱいいて、笑ってしまった。
恐るべし、動物園前シネフェスタ!)
この間のプロモーションのときも、
先日のクラスメートの話でも、
怪獣は出てくるけど、怪獣映画ではなく、
家族の愛を描いた映画だと言っていた。
そう思って、見たんだけど・・・
私には、家族の愛がテーマの映画には思えなかった。

映画には、見ながら、感動したり、ストーリーのおもしろさに引き込まれたりする映画と、
見たときは、そうでもないとおもっても、あとで、
いろいろ考えてしまう映画があると思う。
『グエムル』は、私にとって、後者の映画だったかな。
実際、見ているとき、見た直後は、ふ〜ん、期待したほどじゃなかったなというのが、
正直な感想だった。

家族の愛みたいなものは、ずっと、表面的に描かれているんだけど、
家族の愛がテーマの映画としては、お粗末な気がした。
特に予想外のエピソードもないし、割と、思ったとおりに、
ストーリーが進んでしまったし。
お粗末と言えば、怪物もなんだかなあ・・・な感じで・・・
(全然怖くないし・・・)
パク・ヘイル、なかなか、かっこいいじゃん!(『菊花の香り』を見てから、
結構、パク・ヘイル好き。
『菊花の香り』とは、全然違う役で、とってもよかった。)で、終わってしまった。

しかし、ふと気が付いた。
最後のシーン。
テレビから聞こえるニュース「今回の騒動の原因は、誤った情報・・・」
そうか!
怪物は、「情報」だったんだ。
本当に怖いのは、怪物ではなく、間違った情報の怖さであり、一人歩きしていく情報、
その情報に操られる大衆の心理だったんだ。
何かわからないものが、目の前に現れたときの、人間の心理、
そんな切羽詰ったときでさえ、欲に目がくらむ人間の心。

そう思うと、本当に怖い映画だったと思う。
(おかげで、カンドゥ(ソン・ガンホ)は、頭に穴まであけられちゃう・・・
あのシーンのソン・ガンホが、すごく印象に残ってる。)

蛇足だけど・・・
実は、この間の韓国語会話の時間のあと、
この映画の話をしていて、
ひとりの人が、韓国バージョンと、日本バージョンでは、
ラストが違うということを力説していた。
たまたま、その人が見に行っていたときに、
韓国から来たっぽい女の子と、日本人っぽい男の子のカップルがいて、
ラストを見たあと、女の子が、片言の日本語で、
ラストが違うと、言ってたそうだ。
韓国版は、ラストシーンに、娘のヒョンスも出てくると言ってたらしい。
でも、私的には、どっちでも、いいんじゃないの?って感じだけどな。
あそこに出てこなかったからって、彼女が死んだと言うことにはならないと思うし。
ナムジュ(ペ・ドゥナ)も、ナミル(パク・ヘイル)も出ないけど、
あの二人が死んだと思う人はいないはず。
かといって、ラストのシーンは、事件から、
時間がたっているんだから、絶対生きていると言う保証だってないのだ。
表面だけを見て、信じちゃいけないってことだね、やっぱり。

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