本当に持ち主は料理をしているのか?
■証拠(一部)

■検証
<証言その1>
キャベツ(キ)・かぼちゃ(カ)・にんじん(ニ)・玉ねぎ(タ)・水(ミ)
あ。どうも。鍋です。
本日お集まりいただきましたのは、最近、持ち主がまな板をマッキッキにしたらしくて大変だったと聞いたんですけども・・・
あれ?キャベツさん?キャベツさん!?いらっしゃいませんか!?
カ:あぁなんか最近?野菜室から姿消したよ?
鍋:姿を消した?
カ:そ。消した。なんかさーあいつずるくない?千切りでサンドイッチ
の具に使用されてさー残りは焼きソバに回ったらしいよ。
どーやって持ち主に取り入ったのかぁ教えてくださーーいみたいな!?
鍋:ちょっちょっと止めてください!私は何も知りませんよっっ
近寄らないでくださいっっ
カ:まっいっけどぉぉぉ!?ていうかさーいつ残りは使うわけぇぇ!?
早くしてくんなーーい!?
ニ・タ:・・・・
ミ:あのこれ聞いた話なんですけど、冷凍庫にみじん切りにした野菜さん達
がいるらしいんで、そっちに聞いてみたらどうですかね?
あっはい、今から流れます。すいません、水なんで。流されます。
<証言その2>
みじん切りの野菜達(ヤ)、餃子(ギョ)
鍋:すみません〜、どなたかいらっしゃいませんか〜?
ヤ:こんにちは!寒いところ、ご足労いただいてどうもあざっす!
鍋:いえこちらこそ、常温に戻って風邪引きませんか?
ヤ:お心遣い、あざっす!
鍋:ここにはいつぐらいからいらっしゃるんですか?
ヤ:過去は忘れました!
鍋:覚えてないんですね。
ヤ:あざっす!
鍋:えぇっと・・・調べたところによると、冷凍庫には3パックあるって
調書には記載されてるんですが、1パック足りませんね?
ヤ:兄さん(餃子の意)になったんす。豚挽き肉で兄さんになりました!
俺らかぼちゃ入ってるから・・・甘いでしょ?だから具になるか心配
されてたんすけど「そんなの関係ねぇ!」って・・・具に・・・
思いのほか美味しかったらしいです。余ったのは冷凍保存して、
この前出頭してました!
あまった具でハンバーグにして焼いて次の日にレーズン食パン2枚と
キャベツ千切りにして水に浸して慌てて取り出してキッチンペーパーで
水分取ってました。ほんとは先に洗って水分取ってから千切りにする
んですけど・・・持ち主、おっちょこちょいだから・・・
焼けたパンにマーガリンを軽く塗って千切りキャベツ載せてハンバーグ
載せてケチャップとマヨネーズかけてその上に半熟の目玉焼き載せて、
レーズンパンで締めてました。
真ん中に綺麗に見えるようにって具を中央に寄せてさくっさくって、
切ってました!!
なんか冷凍庫の向こう側から「私、天才!うめぇ!」って
聞こえてきて・・・先輩(使われた野菜達)も悔い残らない人生・・・
あっすみません・・・すみません・・・目頭が・・・
鍋:わかりました。もう、十分、よく分かりましたんでお帰りいただいて、
はい、結構です。
ヤ:自分達はいつ使ってもらえるんですかねっ・・・
いつでも覚悟できてるんで!そう、持ち主に伝えてもらえますか?
鍋:わかりました。伝えておきます。早く冷凍庫に戻ったほうがいいですよ。
ヤ:お心遣いあざっす。あざっす。あざっす。
「ちょっと!ちょっと!私には聞かないわけ!?」
鍋:スープさん?
「ていうかさー、あいつ、3日ぐらいしか飲んでないよ?」
鍋:え?
「の・こ・り!残りのスープ!野菜室に入ってる・ん・ですけど!!」



